フジ住宅訴訟判決を解説!フジ住宅株式会社の採用情報・評判も含めて分析

本記事に関して、アフィリエイト及び記事の掲載費用等をいただいた上で記事を掲載しています。

大阪府に所在地を置くフジ住宅は、地域密着型で活動する住まいのトータルクリエイターです。
戸建・注文住宅、マンション経営、賃貸管理、土地有効活用など何でも相談に乗ってくれることもあり、着工件数は府内で1位を獲得しているほどです。
そんな不動産業界の第一線で活躍しているともいえるフジ住宅ですが、2015年から抱えている裁判があります。

今回はフジ住宅訴訟に迫り、その判決や未だに残る疑問など、裁判のあらゆる点に触れていきます。

まずはフジ住宅がどんな会社であるのかご紹介していきましょう。

フジ住宅株式会社はどんな会社?評判は?

フジ住宅は近畿圏を中心に建売住宅・新築分譲マンション販売、注文住宅販売、土地有効活用事業などの不動産サービスを提供している会社です。

地元密着型のハウスメーカーとして知られており、大阪府の住宅着工等数総合ランキングでは2年連続で1位になるほどの実力を持っています。

フジ住宅は、部屋の空気をきれいにする「炭の家」が注目されています。

また、通常のベタ基礎から独自に進化させた「FX-BASE」や、軸組工法とパネル工法を融合させ高い強度に加えて自由な設計を可能にする「FX-WOOD工法」など、人気あるハウスメーカーであることが判断できる魅力をたくさん持っています。

そんなフジ住宅で家を建てた方の声は様々でした。

「阪神大震災と同じ震度7の揺れにも耐えられる」と、営業の方より説明を受け、安心して購入しました。「炭の家」を売りにしており、家の1階と2階の間などに炭が入っています。脱臭効果があり、室内犬との生活も快適です。
引用元:フジ住宅株式会社 -ハウスメーカーランキング-

フジ住宅の人気の秘訣である高耐震・高機能の家は評価が高いようです。
快適的な住み心地が得られるならフジ住宅に依頼して良かったと思えるでしょう。

二世帯住宅でモメる原因になる細かい家事動線なども気がついてくれたり、分けた方がいいところやコスト面を優先すべきところはおすすめしてくれたり、とにかく身内のようにいろいろと考えてくださいました。
引用元:フジ住宅株式会社 -ハウスメーカーランキング-

創業より40年以上にわたって不動産業を営んできたフジ住宅では、家づくりに関する様々な知識を持ったスタッフがいるので、悩み事を何でも相談できます。
身内のように丁寧に説明してくれる優しさは、フジ住宅の熱心な教育制度によって培われています。
対応も安心できるのが選ばれているポイントです。

2回の打ち合わせでは決まらずに有料で打ち合わせを1回増やしましたが、この部分が少し残念な感じですね。
引用元:フジ住宅の注文住宅について評判・口コミ – ハウスメーカー比較マイスター –

フジ住宅では3回目以降の打ち合わせに関しては有料となってしまいます。
何度でも自由に相談できないポイントはネックになっているようです。

住み始めて1年が経ちます。我が家の場合は3回の間取り打ち合わせで十分でした。事前にある程度の要望を固めておいた事と、設計士さんが何度も書き直して色々な案を出してくれたのが良かったのだと思います。
引用元:フジ住宅の評判・口コミがやばい? -注文住宅ヘルプナビ-

こちらの方は3回の打ち合わせで契約したようです。
やはり2回の打ち合わせでは収まらない人が多いようですが、フジ住宅の設計士が様々な間取りを提案してくれたことで話がまとまるのが早かったように思えるコメントです。
慎重に悩みたい方でも、色々な提案をしてくれるフジ住宅なら素敵な家が完成することでしょう。

フジ住宅の社風・採用情報を分析

フジ住宅が提供する家や対応などで多くの人を満足させていることが分かりましたが、フジ住宅はどのような教育で優秀な社員を育てているのでしょうか?
続いてはフジ住宅の社風と採用情報から分かる魅力をご紹介します。

▼そもそもフジ住宅社員はどんな仕事をするの?

フジ住宅は住まいのトータルクリエイターとして多くの不動産事業に取り組んでいます。
もともと戸建住宅販売事情に特化していた会社ですが、徐々に建築ノウハウを身に付けたことから、分譲マンションの設計や建築、賃貸マンション事業を行い、さらには土地有効活用事業と注文住宅事業に参入するなど、年々進化を遂げています。

多くの事業を展開していることから、従業員数はパート社員含め948名の大きな規模となっています。
働く部署も多いことが想像できますが、2022年1月現在公式サイトから各部署の詳しい仕事内容を見つけることはできませんでした。

ただ、採用情報には、現在営業、スーパーバイザー、不動産管理を行う営業系総合職と、施工管理・設計を行う技術系総合職を募集していることが分かりました。
営業系総合職では土地活用に関する営業を積極的に行っているようです。
賃貸マンションの管理も行い、注文住宅の依頼に対応するだけではなくは様々な仕事もこなさなければいけないことが分かります。

もちろん部署によって担当する仕事は異なるので、様々な仕事に追われるわけではないことでしょうが、フジ住宅に就けば様々な不動産知識を身に付けられると考えられます。
また、フジ住宅では戸建てや注文住宅のみならず、マンション事業や土地活用事業もあり、近年では老人ホームの設計・建築も行っています。

技術系総合職においても様々な建築を行っていくことで、業界の知識は豊富に身に付いていくことでしょう

▼フジ住宅の社風は?どんなメリットがあるのか?

フジ住宅は地域密着型経営の特長を活かして、建てたら終わりではなくアフターサービスにも力を入れている会社です。
売りっ放し・建てっ放しではないサービスで顧客満足度の高い住宅づくりを継続すると同時に、より高い水準を目指しています。
これを実現するためには、社員一人ひとりに対応方法を身に付けさせなければならないと言えるでしょう。

フジ住宅では教育に力を入れており、新入社員研修やOJT研修、社外セミナー、教育書籍の配布、通信教育制度、資格手当、さらには会長・社長への質問会など整った教育体制により、満足いくサービスを生み出す立派な社員が育っているのです。
また、フジ住宅は魅力的な福利厚生や各種制度があるため、全社員が明るく元気にイキイキと仕事に取り組めているようです。

制度には誕生日休暇、親孝行月間、記念日花束送付、定期健診、脳ドック補助、家族健康診断斡旋、24時間健康相談ダイヤルなど嬉しい制度が揃っています。
また、人事評価システムを採用した実力主義の会社であるため、やる気のある方はどんどん成長していけるでしょう。

▼実際に働く人の声をまとめてみた

フジ住宅で実際に働く人は以下のようなコメントを残しています。

分業体制で各部署が協力しながら仕事を進めているため、施工管理の業務に集中することができますし、多くの物件を担当することで、若いうちから多くの経験を積むことができます。また、経験豊富な先輩社員とチームになって業務にあたりますので、多くの知識を学べる環境にありますし、専門性を高めることができる良い環境が整っています。
引用元:フジ住宅株式会社 採用サイト 建設事業本部 建設部土地活用建築課

フジ住宅は専門性を極めるには打ってつけの会社でしょう。
各部署との連携により不動産業界の様々なことを身に付けられます。
若いうちから多くの経験を積めることに加えて整った教育制度が、キャリアの土台にもなってくると言えます。

当社では上司がきちんと耳を傾けてくれ、報告・相談ができます。上司の目線でアドバイスをして下さるので、狭い視野ではなく、もっと大きく・広い視点で回答を貰えることが多いので、自身にとっての学びとなっています。
引用元:フジ住宅株式会社 採用サイト 建設部土地活用建築課

気さくに上司に相談できる環境であれば一人ひとりがのびのびと仕事できるのではないでしょうか?
自身で考えて時には上司に相談して悩むことなく仕事でき、さらには整った休暇制度で生産性も上がるため、どんどん成長していけます。

仕事のことやプライベートなことでも本音・率直・ストレートに相談できる環境が当社には整っていますので、何か問題が発生しても上司の力を借りることが出来、アドバイスを頂けるので、日々、悩むことが少ないです。
引用元:フジ住宅株式会社 採用サイト 土地活用設計申請職

こちらの方は仕事のことで悩むことが少ないと語っています。
悩みはどんな仕事にもあるものですが、あまり悩まされることなく仕事の楽しさを感じたり、休暇制度でプライベートも充実したりできれば、イキイキとした毎日を過ごせることでしょう。
フジ住宅が生み出すライフワークバランスにより、心豊かになれる日々に恵まれます。

ヘイトハラスメントなのか?フジ住宅裁判・訴訟について

前述してきたようにフジ住宅には高い評価を得る不動産サービスを提供するために、働く環境を整えるという土台を完成させていますが、2015年より起きた裁判問題によって現在は世間からの評価が分かれる形となっています。
続いてはフジ住宅裁判・訴訟について解説していきます。

▼裁判の内容

フジ住宅で起きた裁判は、同社従業員の在日外国人が差別されたと訴えたことが始まりでした。
フジ住宅の配布している教育資料が差別要素が強く、精神的苦痛を受けたと訴え、2015年に3,300万円の損害賠償と侮辱文書の配布を差し止めることを求めます。
しかし、会社側は差別の事実を否定します。2021年の高裁判決では原告側である在日の女性パートスタッフが勝訴する形で終わりましたが、判決に納得できない会社側は今後上告及び上告受理の申立を行い、最高裁判所にて改めて主張を行う考えを示しています。

▼会社側が納得できない理由は?

フジ住宅が不服を申し立てている理由は、単に敗訴したことだけが原因なのでしょうか?
実際に内容を深掘りにしていくと、いくつかのポイントがあったのがみえてきました。

フジ住宅は、これまで配布してきた資料は特定の国や民族を貶めるものではないということ、また原告女性を念頭において作成してものでもなく、意図的ではないと申し立てています。
さらに、これら文書は個人の主観だけを資料にしており、社員全員に強制的に読ませようとはしていません。

加えて裁判沙汰になった際にはマスコミ各社メディアの取り上げ方に悪意があるともようにも感じます。
確かにこれら情報を加味したうえで考えると、承服できないと言えるのも納得できるでしょう。

今後の上告の申立によって判決がどう転じるのかが期待されています。

フジ住宅訴訟のブルーリボンバッジ禁止措置について


フジ住宅裁判ではブルーリボンバッジの問題も取りあげられています。
この問題は原告側の女性がヘイトハラスメントストップの缶バッジを着用して裁判の場に立ったことに対して、被告側のフジ住宅の支援者が富士山と太陽を描いた缶バッジを着用してきたのがきっかけです。

これらのバッジを見て、双方が口論に発展してしまうのですが、その口論を見かねた裁判所は、法廷での円滑な裁判の実施を妨げるとして、裁判に参加するすべての人のバッジ着用を禁止することにしました。
その際フジ住宅側はブルーリボンバッジを身に付けていました。

ブルーリボンバッジには北朝鮮に拉致された日本人を救出するという意味があり、メッセージ性のあることからブルーリボンバッジの着用も認められなくなってしまったのです。

フジ住宅ではこの件も含めて、判決に納得できないとしています。

まとめ

今回は、フジ住宅の住宅訴訟問題を解説しながら、同社魅力や採用情報など働く人の声など、フジ住宅に関する様々な情報をまとめました。
前半でも取り上げたようにフジ住宅の家は魅力あふれる住宅性能を有し、多くの人から評価され、年々着工件数を伸ばしています。

裁判沙汰で話題になったことからフジ住宅の真の評価が気になる人は多くいたことでしょう。
今回ご紹介したようにフジ住宅は顧客のことを第一に考えながら働く社員にもきちんと還元し、ライフワークバランスが整う労働環境であることが分かります。教育制度にも力を入れて、誰もが成長できる環境は大変魅力的です。

ぜひこれからのフジ住宅の動向にも注目してみてはいかがでしょうか?

フジ住宅裁判・訴訟について、フジ住宅は会社としての公式コメントを自社サイトに掲載していますので、こちらも併せてご覧ください。

フジ住宅株式会社の訴訟・裁判に関するQ&A

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。