木村宏雄氏とはどんな実物?株式会社きむらの評判や口コミも徹底調査してみた

本記事に関して、アフィリエイト及び記事の掲載費用等をいただいた上で記事を掲載しています。

株式会社きむらの代表取締役・木村宏雄氏について知りたい方必見!
この記事では、代表取締役を務める木村宏雄氏のプロフィールや会社設立の想い、評判について解説します。
株式会社きむらが運営する「新鮮市場きむら」および「まちマルシェきむら」は、香川、岡山県内に複数の店舗を展開しているスーパーです。

株式会社きむらの代表取締役を務める木村宏雄氏は、毎日の買い物に驚きと楽しさを感じてもらえるよう様々な工夫に取り組んできました。
この記事を読めば、木村宏雄氏の戦略や思いなどがわかります。

 

株式会社きむらとは?

香川県・岡山県民が利用しているスーパーであり、馴染み深いという方も多いでしょう。
まずは株式会社きむらがどのような会社なのかについてご紹介します。

【会社概要】

創業:明治40年(1907)
設立:昭和38年(1963)
代表取締役:木村宏雄
資本金:50,000千円
従業員数:男性423名、女性584名、計1007名(平成29年1月1日現在)
売上高:182億円(平成28年度・税抜)
事業内容:生鮮食品中心のスーパーマーケット
主販売先:一般顧客、料飲店
関連会社:株式会社きむらホールディングス、株式会社志度魚市、有限会社上田商店

【店舗所在地】

香川県

高松市:太田本店、木太店、国分寺店、屋島店、林店、香西店、まちマルシェ・きむら
丸亀市:丸亀三条店
さぬき市:長尾店
観音寺市:観音寺店
綾歌郡:宇多津店
東かがわ市:白鳥店、低温物流センター・惣菜工場

岡山県

岡山市:岡山大供店、福成店
倉敷市:四十瀬球場前店、児島駅前店

【企業理念】

「四方善し」を理念に掲げ、市場のような活気あふれる店舗を香川、岡山県内に展開しています。

【株式会社きむらの歴史】

株式会社きむらは、木村十太郎・サヨ氏により1907年に創業されました。
当時は、食品小売店として経営を始めています。
1963年には、十太郎氏の長男・木村照雄氏が初代社長に就任しました。

株式会社きむらが注目を集めるきっかけとなったのは、1982年、県内2番目となるコンビニスタイルのモンマートのオープンでした。
同年、生鮮三品中心のスーパーへと業態を大きく変更した株式会社きむらは、屋号を「新鮮市場きむら」とし、鮮魚部を「讃高鮮魚」として独立させます。
2002年10月には、現在の代表取締役である木村宏雄氏が社長に就任し、社名を「きむら」に変更しました。
その後、次々と店舗を拡大していき、2017年には「高齢者雇用開発コンテスト」にて、厚生労働大臣表彰・最優秀賞を受賞しました。
同年、地域経済牽引事業の担い手の候補となる「地域未来牽引企業」に選出され、今では地域市民の食のライフラインとなっています。

企業を成長へと導く木村宏雄氏とはどんな人物?

現在、株式会社きむらの代表取締役を務めている木村宏雄氏は上述した通り、2002年10月に社長に就任しました。
元々株式会社きむらは、木村宏雄氏の妻の実家が営む1店舗のみの小規模な食品店でした。
木村氏は婿養子として入社しましたが、当時店の周辺には次々と大型スーパーがオープンし、株式会社きむらの経営は傾いていきます。
木村氏は何とか経営を立て直すために、1982年から鮮魚に特化したスーパーとしてお店を確立させることにしたのです。

魚の販売は鮮度や収穫量によって左右されるので難しいとされていましたが、木村氏は従来のスーパーでは扱われないような高級魚や地魚などを仕入れることによって、他の店舗との差別化を図れるのではないかと考えました。
店の目玉商品を鮮魚として集客を図り、来店した顧客からついでに他の商品を購入してもらうという戦略で経営していくことになったのです。
木村氏が考案した戦略は見事当たり、地域を代表するスーパーへと成長していきました。
木村氏はスーパーという存在が画一化され、「買い物をする楽しさ」を感じられない場所になっていることを懸念しています。
毎日利用する場所だからこそワクワクできるような場所にしたいという想いから、他のスーパーとは異なる戦略で経営しているのです。
また、新鮮市場きむらおよびまちマルシェきむらでは顧客との対面販売を心がけており、商品販売を通じてコミュニケーションを図ることが大切だと考えています。
生産者・市場・顧客・会社という「四方善し」を企業理念とし、すべての人が望むサービス、会社を目指しています。

社長インタビューの内容

続いて、代表取締役・木村宏雄氏にインタビューした際の内容をご紹介します。

ポイントカードが業績にもたらす影響

瀬戸内海商圏をめぐるスーパーのシェア争いが激化する香川や岡山では、ポイントカードの導入が大きな鍵を握っています。
ポイントでお得に買い物をしようと考える消費者も多いことから、株式会社きむらでも自社のポイントプログラムを開始しました。
ポイントカードを導入したことによって、新規顧客獲得・リピーターの創出を図っています。

店内に水族館をつくる

株式会社きむらでは、収益化が難しいと言われている鮮魚部門を自社の強みにすることで他店との差別化を図っています。
売り場を作る際に意識しているのは、“店内に水族館をつくる”ということです。
豊富な種類の魚を店頭に並べ、「見る楽しさ」「選ぶ楽しさ」を提供したいという想いがあります。
市場から直接仕入れた魚をベテランの職人が店内で捌くという作業は、他店には真似できない株式会社きむらならではの強みだと木村氏は語っています。

地域の人々に喜んでもらえるようなスーパーに

株式会社きむらが目指すのは、地域の人々に喜んでもらえるようなスーパーになることです。
より良いサービスを提供するために、市場を運営したり、店舗拡大を検討しているそうです。

【志度魚市】

志度魚市とは

株式会社きむらでは、毎日地域の市場から仕入れを行っていますが、さらなる高みを目指すため、香川県東部にある魚市「志度魚市」を運営することになりました。
志度魚市は、牡蠣の養殖が盛んに行われている志度湾の南端にある卸売市場です。
まだ夜が明け切っていない午前3時、県内各地から瀬戸内海の恵みを積んだ漁船が出港します。
香川東部では有数の水産市場として知られており、県内最大の水産市場「高松市中央卸売市場」が休みとなる水曜・日曜にもセリが行われることから、漁業関係者にとって必要不可欠な存在となっているのです。

1日のスケジュール

魚市の朝は早く、多くの人々が動き出します。
志度魚市の1日のスケジュールは以下の通りです。

5:00~水揚げ
6:00~セリ
7:00~出荷配送
8:00~店舗納品

【新たな商勢圏への進出も】

現在、株式会社きむらは新たな商勢圏である大阪や神戸などの関西エリアへの進出を目指しています。
関西エリアへのアクセスが良い徳島県鳴門市に市場を持っているため、木村氏は近々関西エリアへの進出を実現したいと考えているそうです。
また、株式会社きむらでは中途採用またはアルバイト・パート採用を行っています。
今後店舗数が拡大していくと考えられるため、今のうちから人材確保を始める必要があります。
店長候補やチーフ、販売スタッフの募集を行っているので、気になる方はぜひ求人情報をチェックしてみてください。

まとめ

今回は、株式会社きむらについて詳しくご紹介しました。
現在、代表を務める木村宏雄氏の新たな戦略により、大きな成長を遂げた新鮮市場きむらでは、他のスーパーではなかなか購入できない新鮮な魚が並んでいます。
安さのヒミツは各店舗の仕入れ担当者が直接市場に足を運び、セリに参加しているからです。

また、志度市場を運営しているため、今後さらに鮮魚に特化したスーパーとして成長していくことも考えられます。
現在は香川・岡山の2県で運営していますが、今後関西エリアへの進出も狙っているためさらに店舗数や企業規模は拡大していくでしょう。
既に運営店舗の各部門から求人情報も出ているので、こだわりの詰まった株式会社きむらで働きたいという方はぜひ応募してみてください。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。