個人資産2兆円超え「柳井正」の経歴やプライベート情報

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柳井正氏は、実業家であり資産家として知られている人物です。ユニクロなどの持ち株会社になっているファーストリテイリングの代表取締役兼社長であり、ジーユーの取締役会長でもあります。また、2001年からはソフトバンクグループの社外取締役も担っています。

今回は、柳井正氏の経歴やプライベート情報などについてご紹介しましょう。

 

柳井正氏の経歴や資産情報

最初に、柳井正氏の経歴や資産情報について見ていきましょう。

柳井正氏は、1949年に山口県宇部市中央町で生まれました。柳井正氏の父・柳井等は、兄が代表を務めていた小郡商事の繊維・洋服部門を任されるようになり、「メンズショップ小郡商事」を立ち上げました。その後、1963年にファーストリテイリングの前身になる小郡商事株式会社を設立したのです。柳井正氏が中学生になる頃には、土建会社の経営も始めるようになり、様々な場で顔を知られるようになったといいます。

そのような環境の中で育った柳井正氏は、山口県立宇部高等学校を卒業後、早稲田大学政治経済学部に進学します。大学生時代は、マージャンやパチンコ、映画など遊んでいる時間が多いごく普通の学生だったそうです。

就職活動では、大手企業の採用試験を受けましたが、全て落ちてしまいます。そのため、フリーターのような生活をしていましたが、父・柳井等が勧めたイオンリテールに入社することになりました。しかし、働くことに嫌になってしまい、わずか9ヶ月で退職。その後は、実家が経営する小郡商事で12年間経営に携わります。

1984年には小郡商事の社長に就任し、「ユニーク・クロージング・ウエアハウス(略称ユニクロ)」の1号店を広島で開店させ、その後店舗の拡大を図っていきます。

ユニクロは、1991年頃から知名度が高まっていき、ファーストリテイリングという社名に変更しました。2002年には代表取締役会長兼最高経営責任者 (CEO) に就任し、社長の座は1度退きましたが、2005年には再度社長に復帰しました。そして、社長に復帰した2005年に持株会社制へ移行するためにファーストリテイリンググループの会長も兼務し始めます。

柳井正氏は、2011年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震の義援金として、私的な財産の中からなんと10億円もの寄付をしたことでも注目を集めました。柳井正氏の資産は、およそ2兆4240億円と言われています。これは、2016年4月の資産額と比べると倍増していることになるのです。なぜそれほど資産が増えたのか。その要因は、ファーストリテイリングの株価の上昇ではないかと考えられています。このことから、柳井正氏は実業家であり資産家でもあるということが分かります。

 

柳井正氏の家族構成などのプライベート情報

柳井正氏は、東京に進出してすぐの頃は、浜崎あゆみなども暮らしていたと言われている恵比寿の高級マンションで暮らしていました。2003年には豪邸を完成させました。柳井正氏の自宅周辺には、安倍晋三首相や楽天の会長である三木谷浩史氏の自宅もあるため、高級住宅地と言えるでしょう。

その中でも、柳井正氏の豪邸は、まるで城砦のような造りになっています。その土地の広さは、なんと2600坪だそうです。その豪邸には、柳井正氏と奥さんが2人で暮らしていて、別宅に次男夫婦と娘が暮らしているそうです。本邸は、天井が高い開放感のある平屋建てで、リビングからは広い庭を一望することができます。庭には四季を感じさせる草木が植えられているので、四季を感じながら生活ができる空間が作られているということです。

また、敷地内には本邸から直接行くことができるゲストルームや大会議場もあります。柳井正氏は、会食などが苦手なので、基本的には奥さんの手料理を食べているそうです。柳井正氏自身の誕生日には、老舗寿司屋の板前を呼び、ホームパーティーを行いました。そのホームパーティーには、交流がある作家・沢木耕太郎氏などが参加していたと言われています。

 

柳井正氏の名言から見える価値観やビジョン

柳井正氏はインタビューなどの中でいくつもの名言を残している人物でもあります。インタビュー記事から柳井正氏がどのような価値観やビジョンを持っているのか見ていきましょう。

行動してみる前に考えても無駄です。行動して修正すればいい。致命的にならない限り失敗してもいい。やってみないとわからない。

何か新しいことを始めようとするときに、失敗を恐れて始めることができないという人も少なくないはずです。しかし、柳井正氏は行動して失敗しなければわからないこともあるという考えを持っていて、致命的な失敗でなければ失敗をしてもいいと考えています。そのような考えを持っている人物だからこそ、今の地位を確立することができたのではないでしょうか。

若い人は、もっと自分自身に期待していいんですよ。遠慮しないで自分に期待して、世の中を渡っていってほしい。日本を復興するのは年寄りじゃない。政治家でも、財界人でもない。復興の主役は若い人ですよ。

若い人の自己肯定感の低さを指摘している名言といえるでしょう。若い人が動かなければいけない場面はたくさんあるので、遠慮することなく動いてほしいという願いを持っているということが分かります。自分に期待をしなければ、成長することもないと考えている柳井正氏らしい名言の1つです。また、この名言からは若い人がもっと前に出ることで、日本が発展するのではないかというビジョンの持っていることも感じ取ることができます。

これから問われるのは、自分の頭で判断して、決めること。周りの空気、隣の人の行動に左右されるなんてことは情けないことだ。

どうしても周りの空気や行動に影響されてしまうものです。しかし柳井正氏は、周りの空気や行動に惑わされることなく、自分自身を貫くことが大切だといっています。他人の行動に左右されてついていく方が楽かもしれませんが、それは自分自身の気持ちを捨てたことになる、それは自分のためにはならないということを伝えたいのではないかと考えられます。

 

柳井正氏が保有している資産情報

柳井正氏が手掛けているジーユーは、2013年に売上高が1兆円を突破しています。これは、衣料品業界では異例の売上高です。好調な売り上げを見せているファーストリテイリングの代表取締役兼社長やジーユーの取締役会長を担う柳井正氏が保有している資産はどのくらいあるのでしょうか。

アメリカの経済紙誌・フォーブスの世界長者番付(2015年版)では、41位で日本のトップでした。その資産額は、およそ2兆4240億円と言われています。日本の2位は孫正義氏、3位は三木谷浩史氏でした。世界長者番付では、この3人が首位を競っています。

世界長者番付けでも上位に位置する柳井正氏は、自社株を保有しています。柳井正氏は自社の筆頭株主となっていることやファーストリテイリングの常勤取締役が柳井正氏しかいないことからも、資産が多いのはなぜかということが分かるはずです。自社株は、およそ2300万株保有していると考えられているので、配当金は単純に計算しても年間80億円を超えるものになります。

柳井正氏以外にもファーストリテイリングには5名の社外取締役がいますが、2017年8月期の有価証券報告書に、取締役1名の役員報酬が2億4000万円と書かれていることから全て柳井正氏の報酬になっていることも分かります。

ファーストリテイリングの代表取締役兼社長であり、ジーユーの取締役会長の柳井正氏がここまで大きくなれたのは並大抵の努力ではないはずです。今後もファーストリテイリングやジーユーは成長を遂げると考えられているため、柳井正氏も変わらず資産家としての地位を守り続けることでしょう。

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