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ピースワンコジャパンは口コミ・評判通りの団体なのか?実態を調べてみた!

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近年、ピースワンコジャパンは週刊誌やタレントの杉本彩さんが話題に出したことで注目されていますが、中にはネガティブな口コミや評判も見受けられます。

犬や動物が好きで、ピースワンコジャパンへの入社を考えている方にとっては、不安要素があると躊躇してしまうでしょう。

では、実際のところ、ピースワンコジャパンは口コミ・評判通りの団体なのでしょうか?

今回は、ピースワンコジャパンの取り組みや運営を手がける大西代表理事のビジョンなどに触れ、口コミ・評判の真相に迫っていきます。

ピースワンコジャパンに入社するか迷っている方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。

ピースワンコジャパンの取り組みとは

犬の画像

まずは、ピースワンコジャパンがどのような取り組みを行っているのかご紹介します。

ピースワンコジャパンは、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが運営している団体で、殺処分ゼロを実現するため、犬の保護・譲渡活動を行っています。

大西健丞氏によって1996年に設立し、ピースワンコジャパンは2012年に活動を開始しました。

ピースワンコジャパンは広島県神石郡神石高原町に拠点を含め、全国各地に2つの保護施設と9つの譲渡施設があります。

犬や猫の殺処分は年々減少が続いているものの、2022年度では全国で14,457頭が殺処分され、深刻な社会問題になっています。

ピースワンコジャパンでは、そんな殺処分される犬を動物愛護センターから保護し、飼育活動・譲渡活動だけに留まることなく、教育啓発活動・災害救助犬の育成・セラピー犬の育成・地域再生事業などに、幅広い活動に取り組んでいるのが特徴です。

犬を保護し、愛情をもって育成するためには、広大な保護施設の確保や飼育するための人材の確保はもちろん、里親とのマッチング体制も必要になります。

ピースワンコジャパンのシェルターは、70,000平米以上にもなる広大な収容用地が特徴で、西日本最大級のドッグランも完備しています。

犬舎すべてにエアコンを完備し、獣医師が交代で常駐する診療所も設けており、安心・安全に育成できる環境を実現しました。

また、ピースワンコジャパンでは約200名以上のスタッフが活動に携わっており、犬の飼育・トレーニングへの人員確保も徹底しています。

犬の保護・譲渡の流れ

口を開けている犬

ピースワンコジャパンでは、以下の流れで犬の保護・譲渡を行っています。

・シェルター・譲渡センター等施設の準備

・動物愛護センターから犬を保護

・検疫検査での健康管理及び治療(予防接種含む)

・シェルターにてトレーニングを実施

・譲渡センターや譲渡会・イベントでの里親探し

・譲渡

ピースワンコジャパンでは、毎月保護した犬を検疫施設で健康チェックした後にシェルターに移動し、健康管理を続けながら愛情を持って育てています。

保護する犬は野犬が多くなっており、人慣れするまでには時間がかかりますが、スタッフとの毎日の散歩や触れ合い、トレーニングを通じて、徐々に心を開いてくれます。

譲渡センターや譲渡会などのイベントでは、11頭の性格や里親との相性を見極め、犬が幸せに過ごすことのできる環境へと導いているのです。

ピースワンコジャパンの評判はどうなっている?

上を向いている犬

ここまでピースワンコジャパン取り組みについて解説してきましたが、口コミを見るとネガティブな意見が見られることもあります。

ピースワンコジャパンでは、毎月2回のペースで殺処分の対象になっている犬を保護した後、すぐに検疫施設で獣医師のもと健康管理を行っています。

健康管理は数週間にわたり丁寧に実施され、問題がないと判断されればシェルターへ移動する流れです。

検疫施設ではフィラリア検査・狂犬病予防接種・混合ワクチン接種・マイクロチップ埋め込みなどを行っており、11頭カルテを作成してワクチンや予防接種の有無、病歴などを把握しています。

獣医師の診察は週3回のペースで実施され、治療が必要な犬には動物病院へ搬送可能です。

シェルターに移動した後も、診療所に常駐する獣医師に犬の健康をチェックしてもらいながら過ごすことが可能です。

避妊去勢手術もまた、病気や老犬などの不妊手術が必要ないと判断できるケース以外は、シェルター内で必ず済ませています。

新たに保護された犬に対しても、その都度施術できる環境となっています。

このような取り組みを実施していることから、ピースワンコジャパンは評判と異なる実態であることがわかります。

 ピースワンコジャパンを運営する大西代表理事のビジョンとは

パソコンを触っている女性

大西健丞氏は、ピースワンコジャパンを運営するピースウィンズ・ジャパンの代表理事を務めています。

ここでは、大西代表理事のビジョンについてご紹介します。

大西代表理事は、1996年に当時27歳の若さで非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンを設立しました。

主に国際人道支援や災害支援活動、保護犬活動を手がけており、そのうちの活動のひとつがピースワンコジャパンとなっています。

大西代表理事は、これまでに何度も世界各地で紛争・自然災害で支援が必要な現場に足を運び、支援を続けています。

ピースウィンズ・ジャパンは、紛争・災害だけでなく、社会構造の変化に伴い失われた日常生活に苦しむ人々を支援するために活動している団体です。

こうした活動をすることで、人々はもちろん生き物や地域社会までもが希望や尊厳をもち、共に生きていける世界の実現をビジョンに掲げているのです。

ピースウィンズ・ジャパンの累計支援国は41の国と地域に上り、累計受益者は2.890万人以上になっています。

ピースワンコジャパンは、そんな大西代表理事が運営する代表的な活動のひとつであるからこそ、信頼できる団体だと言えます。

まとめ

遊んでいる犬

様々な口コミ・評判を目にして、ピースワンコジャパンの実態がどうなのか気になっていた方も多いでしょう。

しかし、実際はしっかりとしたトレーニングや医療体制を整えて犬を育成し譲渡していることがわかりました。

検疫施設や診療所などで11頭の健康管理を行うことは、愛情を持って育てる上で必要不可欠なことです。

殺処分対象の犬を保護し大切に育てているからこそ、多くの犬の命が救われ、人と共存できる社会へとつながっていくのです。

ピースワンコジャパンは、そんな犬と人の幸せな暮らしをつなぐ重要な役割を担っています。

興味がある方は、ピースワンコジャパンで活躍することも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

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