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大富豪「ウォーレン・バフェット」から学ぶ成功の秘訣 素顔は普通のおじいちゃん?

本記事に関して、アフィリエイト及び記事の掲載費用等をいただいた上で記事を掲載しています。

ウォーレン・バフェット氏は、歴史上で最も成功している投資家です。総資産は880億ドルを上回っているのではないかと言われており、世界長者番付で4位の座を占めています。そこで今回は伝説の投資家「ウォーレン・バフェット氏」について詳しく解説していきましょう。

ウォーレン・バフェットの生い立ち

ウォーレン・バフェット氏は、1930年8月30日にアメリカのオハマで誕生しました。少年時代のバフェット氏は、ストップウォッチで時間を正確に計ることに熱中していたり、切手や王冠を集めたりするのが趣味でした。また、「世界年鑑」に興味を持ち世界中の都市人口を暗記するなど、文字や数字の情報に強い傾向にありました。10歳の頃は父親に連れられて、ゴールドマンサックスのシニアパートナーだった「シドニー・ワインバーグ」と対面するなど金融に興味を持つ環境に恵まれていたようです。
12歳に初めて株を購入し、35歳までにミリオネアになるという夢に一歩近付きます。

しかし、当時まだ思春期だったバフェット氏は、ゴルフクラブなどを万引きするなど道を外れた時期もあったようです。高校卒業後はペンシルバニア大ウォートン校に進学しましたが、父の下院議員の任期終了をきっかけに中退します。そこから地元にあるネブラスカ大学に入学し「賢明なる投資家」の著書であるベンジャミン・グレアムが携わっている大学院に入学しました。24歳の時にはグレアム氏の会社で働けることになったのですが、2年後にグレアム氏が引退したことでバフェット氏も会社を辞退しました。

ウォーレン・バフェットの経歴について

バフェット氏が投資パートナーシップを設立したのは、グレアム氏の会社を辞退し手元に17万4,000ドルの資金があった時期でした。オハマの一軒家を毎月175ドルで借り、身内から資金を預かり「バフェット・アソシエーツ」を始めました。次第に身内以外からも運用を依頼されるようになり、どんどんファンドが増え続けていきます。やがて自己資産を含め総額50万ドル以上の運用利益を生み出すことに成功したのです。

1964年には、アメリカン・エクスプレスが海水の詰まった樽を大豆油として売ったことがスキャンダルになり株価が急落する中、バフェット氏は株を購入し続け300万ドルを投じます。1965年にはバークシャー・ハサウェイの取締役会長に選ばれ、資産は3700万ドルに達していたと言います。40歳になったバフェット氏はこれまでの自分の成績を損ねないために、英雄として投資パートナーシップを辞めることを希望し、解散しました。それ以降は、バークシャーの経営に専念することになります。こうしてバフェット氏は、少年時代に誓ったミリオネアの夢をわずか32歳で達成させたのです。

ウォーレン・バフェットの関連ニュース

バフェット氏は純資産880億ドル以上と言われていますが、普段の生活ぶりは意外と質素だということはあまり知られていません。1950年代に購入した自宅に現在も住み続け、所有している車についてもそこまでこだわりがないようです。バフェット氏自身は贅沢品に囲まれた生活よりも、貯金をして資産を増やしていくことを優先しているようです。では、そんなバフェット氏の意外なお金の使い方が読み取れるニュースをいくつか紹介していきましょう。

・バフェット氏が所有している携帯電話は、スマートフォンではなく折りたたみ式携帯電話です。
2013年に、CNNで自身の携帯電話についての話題をあげ、テクノロジーにはあまりお金を使わないことを伝えています。

・バフェット氏は普段スーツしか着用しません。
億万長者になれば高級・一流スーツを着ていてもおかしくないのですが、彼が持っているスーツはマダム・リーがデザインした中国製のスーツです。20着程スーツを持っていますが、すべて同じデザイナーが手がけたもののようです。一流ビジネスマンになれば、世界最高級の良質なスーツを着用していてもおかしくないのですが、バフェット氏は実力派の中国企業に惚れ込んでいるのでしょう。

・バフェット氏の毎日の朝食は「マクドナルド」と決まっています。
食べるメニューは違うものの、3.17ドル以上のものはオーダーしません。友人のビル・ゲイツ氏にランチを振る舞う時もマクドナルドを選ぶことがあるようです。その際、クーポンがあれば使うこともありマクドナルドはバフェット氏にとってお気に入りのメニューのようです。そして、マクドナルドに劣らず好きなのがコカ・コーラです。1日に5本飲むこともあると言います。どちらかと言えば、食べ物よりもドリンクの方にお金をかけているのかもしれません。

以上のようにバフェット氏は一般庶民と同じような金銭感覚を持ち、高級品や贅沢品とは無縁の生活を送っているようです。しかし、関心があるものに対しては惜しみなくお金を使います。例えば、バフェット氏は1日の中で8割もの時間を読書に費やすことから、読みたいと思った書籍は迷わず購入します。自身が座る椅子の脇には大量の本が山積みになっているようです。また、「デ―ル・カーネギーの話し方講座」に100万ドル支払い、参加したことがあります。そこで得た知識が活かされ、無事に妻へプロポーズできたとバフェット氏は述べています。物欲がない代わりに、自分の知識として養えることにはお金を払うというスタイルがバフェット氏の捉え方のようです。

ウォーレン・バフェットが成し遂げた偉業や活動

バフェット氏は投資家として功績を残す傍ら、その収益の大部分を慈悲事業に費やしていることは有名です。世界で最も多額の寄付金を提供する慈悲家の1人として知られています。2000年以降は460億ドル以上の寄付をしており、2010年にはビル・ゲイツ夫婦と共に「ギビング・プレッジ」という慈悲啓蒙活動を始動させました。

世界各国にいる富豪に対して、所有している資産の半分以上を慈悲活動に寄付するよう呼びかけています。バフェット氏の寄付金の行き先は主に「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」や「スーザン・トンプソン・バフェット財団」などですが、この他「全米家族計画連盟」や「全米妊娠中絶連合」などにも数千万ドル寄付をしています。肝心な自分の子どもたちには1人につき20億ドルしか残さない意向を示しており、残りの資金は全て慈悲事業に寄付するようです。これはバフェット氏が、“何でもできると思える十分な額は残したいが、何もできないと思うほど多くは残したくない”という考えが根底にあるからでしょう。

「投資の神様」と言われるバフェット氏は、これまで巨額の財産を得てきました。金融界からも大きな注目を浴びるほど高い運用成績をもたらしているが、その資金の多くは他人に寄付するといった慈悲活動に注力しています。どんなものもお金さえあれば手に入るという世の中のあり方を払拭するかのように「お金で手に入れたものは自由だ」と語っています。バフェット氏は、“万が一、家を6軒も8軒も持っていたらもっと不幸だったろう。必要なものは全て手にいれた。これ以上は必要ない。なぜなら、ある時点を過ぎれば違いがなくなるからだ”と言い切ったのです。投資で成功するために必要なのは天才と呼ばれる能力ではなく、自分よりも優れた人と付き合うことで、その方向に導かれることの方が重要なのかもしれません。ウォーレン・バフェット氏の生活はなかなか真似できるものではありませんが、参考にしてみてはいかがでしょうか?

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