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「Go to」キャンペーンとは?今回得した人・そうでもない人たちから学べるコト

本記事に関して、アフィリエイト及び記事の掲載費用等をいただいた上で記事を掲載しています。

新型コロナウイルスの影響によって外出自粛や休業要請となり、日本の経済は低迷してしまいました。
景気を盛り上げることを目的とした経済政策のひとつとして「Go toキャンペーン」が生まれたのです。
既にキャンペーンは始まっているので、利用したことがある人もなかにはいるでしょう。

しかし、このキャンペーンを通じて得をした人もいれば、不公平を感じている人もいるのです。
なぜ、賛否両論が巻き起こってしまうのか、キャンペーンの詳しい内容や得をした人やそうでもない人たちから学べるコトを見ていきましょう。

Go toキャンペーンとは?詳しい内容について

Go toキャンペーンは、新型コロナウイルスの影響によって低迷した経済を盛り上げるため、そして大打撃を受けた観光や飲食、商店街やイベントなどの業界を支援する政策として打ち出されました。
それぞれのキャンペーンの詳細を見ていきましょう。

【Go toトラベルキャンペーン】

国内旅行を抑えた費用で行けるキャンペーンです。
日帰り旅行、宿泊旅行どちらも対象となり、日帰り旅行ではキャンペーン対象のツアーに参加することでお得に観光を楽しめます。

宿泊に関しても、交通券と宿泊がセットになったプランだけではなく、宿泊のみでも割引の対象となります。
旅行会社だけではなく、宿泊施設に直接予約を申し込むことも可能で、自治体が独自に提供しているキャンペーンを活用することでさらにお得に観光を楽しむこともできるのです。

【Go toイートキャンペーン】

飲食業界を盛り上げるための支援で、食事券を購入する方法と予約サイトで予約をする2種類の方法があります。
食事券は、プレミアム付き食事券となり購入額に25%が上乗せされる仕組みです。
そのため、1万円分購入した際には1万2,500円分の食事券がもらえることになります。

予約サイトは、飲食店の予約サイトを活用して予約をすることで、次回から使用できるポイントを付与される仕組みです。
ランチであれば人数×500ポイント、ディナーであれば人数×1,000ポイントで1回の予約で10人分が上限となります。
参加している飲食店でないと使用できないので気を付けましょう。

【Go toイベントキャンペーン】

映画や音楽など、イベント業界も新型コロナウイルスによる影響を多大に受けました。
そんなイベント業界を盛り上げるために、特にイベントに参加できるのがGo toイベントです。
美術館や映画館、水族館や演劇、スポーツイベントや遊園地など、幅広いイベントや施設がお得に活用できます。

Go toイベントは、チケット代金が20%割引になるものと、チケット代金×20%分のクーポン券がもらえる割引の2種類があります。
クーポン券は、イベント会場や施設の物販で使用できる仕組みです。
Go toイベントの第1号として、大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパンが対象のチケット販売をスタートしました。

公式ホームページから購入できるとあり、大勢の人が予約したのです。

【Go to商店街キャンペーン】

商店街の活気を取り戻すための支援策です。
プロモーション活動やイベントの開催、セールや食べ歩きツアーの企画など、審査で採択された提案を国が支援する形となります。

イベントに出演するパフォーマーの出演日やアルバイトの雇用費用、宣伝にかかる費用や地域特産を使用した景品費用といった対象経費を支援してくれ、上限額は300万円×申請者数+500万円(2者以上で事業を実施する場合)となっています。

様々なことがお得に楽しめる政策でしょう。

Go toキャンペーンで得をした人

上記に挙げられるGo toキャンペーンで得をした人とは、どういった人たちなのでしょう。
考えられる点としては、やはりキャンペーンにおける主体の業種でしょう。
観光や飲食店、イベント業界や商店街など、新型コロナウイルスの影響で外出自粛や休業要請によって売り上げが激減し、経営を続けることが困難になってしまったところもあったでしょう。
しかし、こうしたキャンペーンによって多くのお客様が足を運ぶことで、着実に売り上げを伸ばすことができます。

Go toトラベルキャンペーンにおいては、予算枠が不足する恐れがあるとして、旅行費用の35%、最大で1万4,000円まで受けられる割引の上限を3,500円まで引き下げる予約サイトも出現し、トラブルも発生しています。
給付金枠を追加配分することが決定されましたが、このことからもGo toトラベルを多く利用している人がいるということが分かるでしょう。

InstagramやTwitterといったSNSでも、ハッシュタグを付けてGo toトラベルやGo toイートといったキャンペーンを楽しんでいる投稿も複数あり、多くの人たちが活用していると言えます。
新型コロナウイルスによって自粛していた時のストレス発散にもなり、利用した人はリフレッシュできたでしょう。

Go toキャンペーンは不公平?

利用者が多く、対象の事業も売上げが徐々に上がっているところもあり、Go toキャンペーンは成功していると考える人も多いでしょう。
しかし、中には不公平を感じていたり、良い思いをしていない人もいるのです。
キャンペーンが前倒しで始まることが決定した際には、Twitter上でハッシュタグ「#GoToキャンペーンを中止してください」がトレンド入りしたことでも話題となりました。

これまで我慢していたことが、キャンペーンがスタートすることで台無しになってしまうのではないか、リスクが高いのではないか、と不安に思う人がいたのです。
恩恵を受ける自治体からも、困惑する声が上がりました。

赤羽一嘉国土交通相は、Go toトラベルに関しては「観光を主な目的としない場合は割引対象にしない」と述べています。
そのため、ダイビングの免許取得が目的の旅行や出張は除外となるため、利用を検討していた人にとってはメリットを感じられないでしょう。

また、飲食や観光業といった事業ばかりが支援されるため、その他の事業をしている会社はその恩恵を得ることはできません。
仕事で忙しい人の中には旅行に行けずに悔しい思いをしている人もいるでしょう。
また、新型コロナウイルスの影響によって仕事を思うようにできなくなり、旅行や飲食に出かけることができない人もなかにはいます。

キャンペーンを利用したくてもできない、利用するためのお金を用意することができないため、不公平に感じてしまうのです。
キャンペーンを実施するのであれば、2回目の給付金を配ってほしいとの意見もあります。
立憲民主党の蓮舫参議院議員は、Twitterで「Go toキャンペーンを利用できるのは、裕福な人たちだけ。受験料すら払えない、食べるものにも困る、そうしたご家庭も沢山ある。政治がやらなきゃいけないのは、こうした時でも彼らがちゃんと生きていけるようにくらしを支援すること」と伝えています。

一部の人たちだけではなく、幅広い支援が必要であると考えられるでしょう。

 

 

 

 

 

ニュースなどでGo toトラベルやGo toイベントなどについての話題が取り上げられると、お得であると感じられますが、なかには魅力を感じていない、不安がある人もいます。
日本には様々な人たちが暮らしているので、多くの人たちがよりメリットを得られる政策が必要だと考えられます。

しかし、Go toキャンペーンに関しては開始1ヶ月で延べ420万人が利用したと赤羽一嘉国土交通大臣が伝えています。
新型コロナウイルスが収束していない段階で多くの人たちが移動することになるため、しっかりとした予防策が何よりも大切となるでしょう。

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