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「アウトデラックス」で大ブレイク!壮絶過ぎる過去をもつ「戦慄かなの」って何者なの?

本記事に関して、アフィリエイト及び記事の掲載費用等をいただいた上で記事を掲載しています。

戦慄かなのは、フジテレビ系のアウトデラックスという番組に出演し、注目の的になったアイドルです。とても壮絶な人生を歩んできたという彼女は、「相手の人差し指を噛んで性格を当てる」という少し変わった特技の持ち主でもあります。今回は、そんな戦慄かなのとは一体何者なのかご紹介していきましょう。

 

戦慄かなのの生い立ちについて

戦慄かなのは、1998年9月8日に大阪府で生まれました。幼い頃に両親が離婚をしましたが、その理由は母親のDVでした。母親が父親に暴力を奮っている様子を寝ながら見ていたと言います。母親は男好きな人で、家に帰ってくることも少なかったようです。離婚をしてからは、母親と戦慄かなの、妹の3人で暮らしていましたが、母親の行動が変わることはありませんでした。むしろ、父親に奮っていた暴力が子どもたちに向くようになってしまったため、家庭環境としては最悪なものだったと言えるでしょう。戦慄かなの自身も、母親から何度も暴力を受け、時には電子レンジを投げられて左手の薬指を骨折してしまうという大けがを負ったこともありました。母親は、暴力を奮うという虐待だけではなく、ネグレクトもしていました。その影響で戦慄かなのは、小学校4年生くらいに自律神経失調症やパニック障害と言った精神疾患を患ったのです。学校ではいじめにも遭っていて、心身共に大きな負担を抱えていた戦慄かなのは、中学校2年生の時に自殺未遂をした経験もあります。いじめの原因は、ネグレクトされていたことにより、お風呂に入ったり、歯を磨いたりできなかった生活が続き、周りから汚いと思われたことです。自殺は結局未遂に終わりましたが、左手と右足を骨折するという大けがを負ってしまいました。その後、徐々に悪い仲間が増えていき、非行に走るようになってしまいます。

 

非行に走ってからアイドルになるまで

戦慄かなのがつるむようになった悪い仲間というのは、地元の詐欺を行うコミュニティに参加しているメンバーです。このコミュニティは、上は大学生から下は中学生までのメンバーがいて、若いメンバーが万引きし、年長のメンバーが売って儲けるという仕組みを取っていました。お小遣いをもらえていなかった戦慄かなのも、中学校を卒業する前からこのコミュニティに参加し、万引きを繰り返したと言います。その他にも、アマゾンギフトカードの詐欺を行っていました。これは、出会い系サイトで知り合った男性に、○○円のアマゾンギフトカードを先にくれたら会いに行くと伝え、お金だけ受け取るというものです。アマゾンギフトカードの詐欺は、1週間くらいでばれてしまい指導をされたようですが、1日に200人くらいの男性を騙していたそうなので、1日30万円ほど詐欺で稼いでいたことになります。

また、高校生になってからはJKビジネスに手を出し始めます。戦慄かなのはスカウト役だったので、全体の利益のうちの4000円を紹介料や手数料という名目の受け取っていました。そんな生活を送っている中で、母親から帰ってきてほしいという連絡が来ます。帰ってみると、自宅には母親だけではなく、警察もいたそうです。携帯のやりとりなどからこれまでやってきたことがバレてしまい、児童相談所へ連れて行かれることになります。そして、鑑別所行きが決定したのです。裁判の後、戦慄かなのは中等少年院送致が決定しました。

少年院は、最短で10ヶ月で出られるそうなのですが、戦慄かなのの場合は2年間入っていました。生活態度の悪さが原因だったそうです。2年間も少年院に入る人はそう多くないので、長老という呼び名で呼ばれていました。少年院での生活態度は悪かったようですが、娯楽がないので少年院で受験できる秘書検定や危険物取扱者、高卒認定試験(大検)といった全ての資格を取得しました。
また、少年院に入っている間に5000冊もの本を読んだとも言われているので、戦慄かなのはかなりの努力家だということが分かります。戦慄かなのが入っていた少年院は、東京都にある愛光女子学園です。愛光女子学園は、処遇期間が短めの少年院だと言われています。そのため、2年間も入っていたというのは、異例のことだと言えるでしょう。

そんな戦慄かなのが、アイドルを目指したいと思ったのは、少年院で見ていた音楽番組がきっかけです。元々アイドルが好きだったということもあり、少年院を出てからは事務員と並行して、地下アイドルとしての活動を始めます。アイドル活動をしている時に、妹と一緒に踊ったダンスの動画をTwitterにアップしたところ、芸能関係者にスカウトされ、芸能界デビューが決まりました。芸能界でデビューを果たして最初に所属していたのは、「のーぷらん。」というアイドルグループです。のーぷらん。を卒業後、「ZOC」というアイドルグループに所属し、現在も在籍しています。また、妹と2人で「femme fatale」というアイドルユニットでも活動しています。

アイドル活動以外では、自分と同じような境遇の人を減らすための「bae」というNPO法人の立ち上げ準備も行っています。NPO法人の設立や活動のために、クラウドファンディングもしていて、353万5500円の支援金が集まりました。「bae」は、実際に虐待やネグレクトを受け、壮絶な人生を歩んできた戦慄かなのが立ち上げようとしたからこそ、ここまで多くの支援をしてもらえたのではないかと考えられます。

 

戦慄かなのの妹は、頓知気さきな

戦慄かなのには、1歳下の妹がいます。妹とは「femme fatale」というアイドルユニットで一緒に活動していると前日しましたが、妹の芸名は頓知気さきなです。頓知気さきなは、2018年6月にデビューしたばかりなので、名前を聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか?戦慄かなのが告白した経験から、妹も同じような経験をしていたことが予想されます。そんな2人はとても仲が良いのです。しかし、2人の性格は正反対だそうです。戦慄かなのはどちらかというとネガティブな性格ですが、妹の頓知気さきなはポジティブな性格なので、バランスが良いのではないでしょうか。子どもの頃も、母親が帰ってこないことに対してネガティブな感情を戦慄かなのは抱いていましたが、頓知気さきなは好きなものが食べられるから嬉しいと思っていたそうです。
そんな妹を姉は溺愛しています。2人でユニットを組むくらいなので、相当仲が良いと言えるでしょう。

戦慄かなのは、フジテレビ系のアウトデラックスという番組に出演したことがきっかけに、注目を集めたアイドルです。戦慄かなののような経歴を持つアイドルはほとんどいないでしょう。どのような経験をしていても輝けるということを証明してくれている人物ではないでしょうか。芸能活動の中でも、これまでの経験を活かした活動に役立て、さらに注目される人物になっていくという未来もあると考えられます。虐待やネグレクトを受けている人をサポートするNPO法人も立ち上げているので、これからも様々な場で活躍が期待できます。これまでは多くの困難がありましたが、それを糧に前向きに活動をしている戦慄かなのを応援したいという人も多いはずです。今後の活躍にもぜひ注目してみましょう。

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