起業家特集~古木大咲編~
今回の起業家特集では、IoT・デザインアパートメント運営会社の社長を務める、古木大咲氏についてご紹介していきます。
古木大咲氏は古い伝統が残る不動産管理・運営会社に新たな仕組みが構築できることを、身を持って体現している方です。
そんな古木大咲氏はこれまでどんな人生を歩んできたのでしょうか?
そこで今回は、古木大咲氏の経歴から立ち上げた会社の事業内容、起業家として優れている部分についてご紹介していきましょう。
古木大咲氏について知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
古木大咲氏の経歴
古木大咲氏は、IoT・デザインアパートメント運営会社を経営している人物です。
現在は、成功者として知られていますが、これまでに様々な苦しみも味わっていました。
では、古木大咲氏がどのような経歴の持ち主なのかを見ていきましょう。
■高校は中退しているが…
古木大咲氏は、1979年9月14日に鹿児島で生まれました。
中学3年生までは鹿児島で暮らしていましたが、自営業をしていた父の他界をきっかけに福岡へと移り住みます。
高校は1年で中退し、その後アルバイトを転々とする生活を続けていました。
しかし、「このままではいけない」と思い始め、亡き父のように自分自身も起業をしたいと考えるようになります。
起業をするためにはまず知識を付けなければいけないと思い、20歳の頃に不動産会社に就職しますが、希望していた営業職ではなく不動産管理部での勤務が決まります、
これまでフリーターとして生活していたため、営業職には向いていないと判断されたためです。
しかし古木大咲氏は、営業職として働く夢を捨てきれなかったため、休日に単独で飛び込み営業を行って成果を上げ、会社から評価してもらうことに成功しました。その結果、念願だった営業職に就けることが決まりました。
その後、アパート販売のサイトを作ることなどを企画し、その企画でも成功したのです。
アパートの販売サイトを立ち上げてから、購入契約につながることも増え、インターネットを活用することがいかに有効なことか実感したと言います。
■そして、不動産会社の起業へ…
古木大咲氏は不動産会社で経験を積み、2005年に不動産会社を起業しました。
起業した当初は、経営資金も少なく、不動産物件の売買や賃貸物件の仲介、事業店舗の賃貸など様々な不動産事業を行い、資金を増やすための取り組みを行っていました。
しかし、たくさんの事業をすることが経営を順調にするのではなく、むしろ業務効率が悪くなっていることに気が付きます。
そのため、これまでに手掛けてきた事業の中でも手応えがあったアパート販売事業を中心に行うことに決めたのです。
ITを活用して売上を伸ばしていましたが、2008年に起こったリーマンショックで大きな打撃を受けてしまいます。
20名ほどいたスタッフの給料の支払いも難しくなってしまったため、ビジネスモデルを根本的に変えることに決めました。
そのビジネスモデルは、従来の不動産業界では考えられない在庫を持たないビジネスモデルです。
古木大咲氏が考えた新しいビジネスモデルは、土地のマッチングからアパートの受注までトータルサポートをするというもので、事業を大幅に変化させました。
その後、新しいビジネスモデルは順調に伸びていき、2016年には東証一部上場の企業になります。
これまでにはないITを活用したデザインアパートメントの運営会社として、現在も成長を続けています。
最近は、IoTを活用した利便性の高いスマートホームの開発にも力を入れているため、さらなる成長が期待できる会社を作った人物だと言えるでしょう。
古木大咲氏が立ち上げた会社の事業内容
古木大咲氏が立ち上げたIoT・デザインアパートメント運営会社は、IoTを駆使した不動産の賃貸や不動産管理などを行っています。
しかし、具体的にどのような事業を行っているのかピンとこない人も少なくないでしょう。
そこで続いては、古木大咲氏が立ち上げたIoT・デザインアパートメント運営会社がどのような事業を行っているのかご紹介していきます。
■最新のテクノロジーを駆使した事業を展開
古木大咲氏が立ち上げたIoT・デザインアパートメント運営会社は、最新のテクノロジーを駆使した事業を展開しています。
これまでの不動産業界でネックになっていた部分を根本的に解決するために必要なサービスを提供するためにIoTを導入したと言えるでしょう。
そうすることで、サービスを利用する人が便利だと感じるようなサービスを提供できるようになります。
ITを導入することに抵抗がなかった古木大咲氏は、これまでの不動産業界では取り組む会社がなかった事業を開拓し、不動産業界にとって必要な、リアルのつながりとテクノロジーの融合に成功したのです。
■アパートなどの賃貸経営をアプリで行う
古木大咲氏は、賃貸経営をアプリでできる仕組みを作りました。
このアプリでは、自宅でも外出先でもアパート経営に関する情報を見られるので、スマートフォンをほとんどの人が持っている現代にふさわしいビジネススタイルだと言えるでしょう。
このアプリでは、アパートの用地確保から建設、金融機関の紹介などアパート経営に関することをトータルでサポートしています。
チャットでやりとりができるので、困った時にすぐ相談ができるというのも大きなメリットだと言えます。
また、アパートの管理や運営はIoT・デザインアパートメント運営会社が代行してくれるため、オーナーは家賃を受け取るだけで良いのです。
■IoTを導入した賃貸物件で入居者も安心
古木大咲氏が立ち上げたIoT・デザインアパートメント運営会社が提供しているアパートは、IoTを導入した物件です。
そのため、入居者にとっても生活しやすい環境を提供しているということになるでしょう。
IoTを導入することで、防犯面を強化したり、帰宅前に空調の調整ができたりします。
これまで以上に快適な暮らしを追求したいのであれば、IoTを導入した不動産賃貸が良いということは明白です。
特に、女性の一人暮らしは何かと不安な点が多いので、防犯面を強化できるのは嬉しいポイントになります。
■不動産賃貸をよりハードルの低いものに…
古木大咲氏が立ち上げたIoT・デザインアパートメント運営会社は、IoTを駆使することでオーナーの負担を軽減することに成功しています。
不動産賃貸を行うハードルは低いものではありませんが、このような事業展開をしている不動産会社があるとハードルが低くなったと感じる人もいるでしょう。
また、これまでに実績もあるので、安心して任せられる会社でもあります。
そして、今後もさらにブラッシュアップされた事業を展開していく可能性も期待できます。
起業家として優れている古木大咲氏
古木大咲氏は、若くして起業家として成功し、上場企業へと成長させた人物です。
では、具体的にどのような点が起業家として優れていたのか見ていきましょう。
■経営者として全ての責任を負うことを覚悟している
古木大咲氏は、起業した会社の経営がうまくいかなかった場合、自分自身がその責任を負う覚悟を持っています。
会社の経営は波に乗れれば問題ありませんが、ある日突然経営難に陥ってしまう可能性もゼロではありません。
そんな時に、「金融機関がお金を貸してくれないからだ」とか「社員がしっかりと働いてくれないからだ」というように、第三者に責任をなすりつけようとする経営者もいます。
しかし、会社の経営がうまくいくのも、失敗してしまうのも、すべては経営者の責任であり、責任を取るのが経営者の務めだとも言えるのです。
ただ起こってしまった出来事に対して不満をこぼすだけに経営者は、本当の経営者とは言えません。
そんな中で古木大咲氏は、リーマンショックが起こった時の経営難などを誰かのせいにすることはありませんでした。
確かにリーマンショックが起こった時は、社員の給料を払うことすら危うくなりましたが、そのような状況から抜け出すための方法を古木大咲氏自身が考え、実行に移しました。
経営者になり、成功を収めるためには、経営者自身が様々な責任を負う覚悟をする必要があると古木大咲氏の経験からも分かるでしょう。
■現場を大切にする姿勢も成長につなげるポイント
古木大咲氏は、経営者でありながら現場にもきちんと目を向けられる人物です。
なぜ現場を大切にしているのかというと、現場の様子を把握できていなければ会社が抱える問題点の解決策や新しいアイディアを発掘できないと考えているからです。
これは、かつて古木大咲氏自身が不動産会社の営業部で勤務していた経験が活かされていて、現場の声こそ会社の成長につながる大きな要素だと考えています。
社員がどのような考え方をしているのかという点に目を向けることで、より働きやすい職場環境も整うでしょう。
働きやすい職場環境が整うということは、社員一人ひとりが生き生きと働けるということにもなります。
そして、風通しの良い環境のなかでは、それぞれの能力を最大限に活かした働き方ができるようになります。
つまり、会社自体の成長にもつながるということになるでしょう。
古木大咲氏は、IoT・デザインアパートメント運営会社を起業した当初から、このようなことを大切にしてきました。
起業家の中には、ワンマンになってしまう人もいて、そのような人はなかなか成功できません。
しかし、自分自身が成功するために必要なことは何かを考え、実行に移していた古木大咲氏は、目先の利益以上に大切なものに気が付いていました。その結果、会社は東証一部上場の企業にまで成長できたのです。これからも、古木大咲氏自身の持つ経営者としての才能を活かし、さらに成長していくのではないでしょうか。
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