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満岡次郎

満岡次郎の経歴・経営手腕・学歴を調べてみました!航空機エンジンのプロ!

本記事に関して、アフィリエイト及び記事の掲載費用等をいただいた上で記事を掲載しています。

今回は、満岡次郎さんについて調べてみました。

IHIの社長をされている方であり、新聞でも名前を目にする機会があるような有名な方です。

キャリア、経歴、社長としての手腕などを深掘りしていきたいと思います。

満岡次郎氏の経歴・キャリア

満岡次郎

満岡次郎氏は株式会社IHIの代表取締役社長兼COOを務めている方です。

1980年4月に石川島播磨重工業株式会社(旧社名)に入社し、航空機エンジンのプロと知られています。

IHIは1853年に創業された重工業メーカーで、主要製品はクルーズ客船やタンカー、コンテナ船、航空分野ではエンジンジェットやロケット用のエンジン、他にも護衛艦や官公庁船、高炉やポンプなどの機械、ローダーや自動倉庫、橋梁などの物流・鉄構事業なども行っている企業です。

満岡次郎氏は航空宇宙事業で民間飛行機用のエンジン開発に専念しており、また20年~30年と長い目で事業を運営してきたそうです。

2008年には同事業本部部長になり、また2010年に執行役員、2013年に常務執行役員、2014年に取締役を務めています。

2016年4月にIHIの最終赤字転落により経営体制の立て直しと、COOの新設により代表取締役社長に昇格しました。

 

航空機用エンジン開発への情熱

満岡次郎

航空機用エンジンの開発にとても情熱を持っており、国際共同開発にも参画しています。

それにより、アメリカのゼネラル・エレクトリックやプラット&ホイットニーなど海外大手企業との太いパイプも築いており、IHIの成長に貢献している人物だと見受けられます。

記者の取材によると朝令暮改を躊躇うことはなく、柔軟に対応できる力を兼ね備えている人物のようです。

自体の深刻さから社長就任後の新体制では資源・エネルギー事業を直接担当するという異例な事態となりましたが、現在は黒字転換の傾向に向かっているので満岡次郎氏の技術者としての知識や経験、そして優れた変化対応力が活かされていると考えられるでしょう。

 

口コミや評判から見えてくる人物像

満岡次郎

彼が社長を務めるIHIの口コミ評判はどうなっているのでしょうか?口コミから人物像を探っていきましょう。

社内での働き方を中心にいくつか口コミをご紹介します。

 

航空、宇宙部門ではロケットの開発やさん方エンジン・飛行機の開発がどんどん行われているのでこれから増すます伸びる分野だと言われている。

 

航空・宇宙部門はIHIの主力事業であり、以前は満岡次郎氏や前社長で現在会長の斎藤保氏も所属していました。

IHIは三菱と生産協力をしており、三菱が軌道に乗れば航空宇宙産業において世界と同等に戦えるのではないかという意見があり、独自の開発と製造技術で世界をリードしていく考えがあるので、世界レベルに強化していくと予想できます。

 

自由な風土で、かつ仕事を任せられることが多く、やりがいを感じることができる会社だと思います。また、航空機のジェットエンジンの整備を行っていますが、信頼性の高いエンジンサービスを行う会社での仕事が社会インフラの一つである航空機の安全、安心な飛行につながり、社会への貢献に寄与していると感じることができると思います。

 

社会に貢献している事業であり、さらに物づくりの会社であることから、自分の設計力や技術力を活かしながら社会貢献ができることにやりがいを感じる人は多いようです。

色々な仕事を若いうちから任されることも多く、満岡次郎氏自体も色々な業務を担当していました。

多くの業務を経験できることから取得できるスキルの幅も広く、スキルによっては定年まで役立つでしょう。

 

現状は人員不足のため、良くも悪くもスキルが無い状態であっても様々な仕事もさせてもらえる。そのため、失敗することも多々あるが、経験することも多々あるため得るものは大きい。

場所にもよるが月平均30時間くらい。 月45時間を超えると組合から通達が来るためあまり超えないように上司が仕事量を調整してくれる。 水曜日は定時退場日とされていてなるべく帰りましょうと上司から言われる。 残業代はきちんと出る。 土日休日出勤の際に割増の手当てが付く。

 

IHIは現状人手不足であることが伺えます。

そもそもエンジニア自体の数が減少傾向にあるので、大手であっても確保が難しいのでしょう。

人手不足なので従業員1人あたりの仕事量も必然と多くなってしまうので、今後どのように人材を確保していくかが課題かもしれません。

その一方、残業を少なくしようとする意識は強く、しっかり業務時間に応じて残業代が出るのでサービス残業はほとんどないようです。

その代わり、多忙だと休日出勤となりますが手当が付くので安心でしょう。

職種によって差はあるかもしれませんが、有休や育休も比較的に取りやすい傾向にあるようです。

年功序列の為いくら頑張っても給料には反映されない。29歳で年間400万(残業込)の給料だが、業界大手としては安すぎる。

 

給与に関してはマイナスの意見が目立ちます。

年功序列なので長く働けば安定しますが、若手にとっては不満要素となるでしょう。
ちなみに満岡次郎氏の役員報酬を見たところ、2018年3月期は1億2200万円となっていました。

あまりに給料格差があるとモチベーションのダウンや離職率に関わるので、今後改善されるのかどうかが人材増加や定着率に影響していくでしょう。

 

考え方や座右の銘、ビジョン

満岡次郎氏はどのような考えを持って経営にあたっているのでしょうか?

インタビュー記事から様々な名言があるようなので、どのような考えを持っている人物なのか考察してみます。

生産だけでなく、営業、契約、設計調達などが連携できていないと、バリューチェーンの弱いところで収益悪化が顕在化します。

これまでの失敗例を見ると、計画がしっかりできていない、リスクの洗い出しや問題発生時の代替策が不十分、といった根本的な原因が浮かび上がってきます。

 

収益悪化の原因として、連携や計画性、代替策が不十分であることを指摘しています。
実際、社員の口コミでは

個人で扱う技術・仕事が大きく異なるため、連携や引き継ぎは上手くいっていない。プロジェクトが個人の技量に依存しすぎており、サポートを求めようと思っても、現実ではなかなか難しい。負荷の重いプロジェクトを担当した時は自分で解決するしかない。

このような意見がありました。
満岡次郎氏もそのことを自覚しているのか、改善に努めようとしているようです。

変化の激しい時代では先手をしっかり打つことが収益基盤の強化につながる。

問題を雪だるまのように膨らませないためには、早期に必要な対策をタイムリーに打つことが欠かせません。

 

変化が激しい時代だからこそ、課題が大きくならないうちに対策することの重要性を訴えていました。

やはり何事にも計画性を持ってスピーディーに対応することが収益基盤を築き上げていく考えなのでしょう。

満岡次郎氏は現状の事業に固執する気はないようなので、今までの社風など良い所は維持しつつ、新しい戦略で経営体制を変えていくと期待できます。

実際、体質改善と収益基盤の強化を宣言しており、グループ内の連携はもちろん、グループ外であるパートナーシップとも柔軟に連携していくことを考えているようです。

満岡次郎の人物分析まとめ

社内の口コミや本人の発言から経営に対する思いや考え方が見えてきました。

長年重工業メーカーとして世界をリードしてきたIHIはトラブルで赤字に転落する時代も度々ありましたが、現在は航空用エンジン事業が好調であり、IHIがないと飛行機が飛ばないとまで言われています。

経営の立て直しとして昇格しましたが、柔軟な対応力や早期対策の意識が強いので、赤字から黒字まで回復できたのでしょう。

これからも航空機やロケットは発展していく技術なので、それに合わせて国際共同開発などを通じて優れたエンジンやパーツをつくっていくと考えられます。

社員からは人手が足りない、若手の給料が少ないなど業務の効率性やモチベーションなどに対する不満の声があるので、どのように改善していくかが今後の課題になるかもしれません。

斎藤保氏と共に満岡次郎氏がIHIをどのように成長させていくのか、今後の活躍にも注目してみましょう。

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