【東進衛星予備校】岸陽一郎の学歴や運営で大切にしていること
大学受験を目標にした予備校は複数あります。
そのため、予備校選びで悩んでいる方もいるはずです。
自宅からの距離や費用、講師の質など、あらゆる面を考慮して予備校選びをしていきますが、それでも決められずに思い悩んでいる方もいるでしょう。
東進衛星予備校MSGnetworkは、トップクラスの合格実績を持つ予備校です。
そんな予備校の運営を実施しているのが、岸陽一郎氏が代表を務める株式会社キャリアプラン。
今回は、株式会社キャリアプランの概要を解説すると共に、岸陽一郎氏が予備校の運営をスタートしたきっかけ、経営で掲げていることなどを解説していきます。
自分や子どもに合う予備校選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
岸陽一郎氏が代表の株式会社キャリアプランについて
まずは、キャリアプランについて解説していきましょう。
・企業名:株式会社キャリアプラン
・創業:1977年(当時:明昭義塾)
・設立:1998年3月
・本社所在地:神奈川県横浜市神奈川区金港町1-4 横浜イーストスクエア 5F
・支部所在地:愛知県名古屋市中村区椿町1-16 井門名古屋ビル 2F
・代表:岸陽一郎
株式会社キャリアプランは、岸陽一郎氏が代表を務める会社です。
大学受験を目標とする学生が通う東進衛星予備校MSGnetworkの運営を実施しています。
1998年に設立してから校舎が徐々に増えていき、今では神奈川県に35校、埼玉県に4校、愛知県に17校、岐阜県に2校もの教室を構えています。
授業は映像授業となっており、テレビでもお馴染みの講師をはじめ、大学受験のプロと呼ばれる一流の講師陣によるわかりやすい授業を受けることが可能です。
加えて東進衛星予備校MSGnetworkのスタッフによる合格指導も実施されます。
定期的に面談が実施され、学習状況の確認や相談を受け付ける仕組みです。
全国には東進衛星予備校が1,100校もありますが、その中でもトップクラスの合格実績を持っており、25年もの間連続で合格実績部門最優秀賞、東大合格実績部門最優秀賞を受賞しています。
実績の大きさからもわかるように、多くの受験生から支持されている予備校です。
岸陽一郎氏が東進衛星予備校MSGnetworkを始めたきっかけ
ここからは、岸陽一郎氏が予備校の運営をスタートしたきっかけとなる出来事を解説していきます。
東進衛星予備校と出会ったきっかけ
岸陽一郎氏の父親は小さな塾の経営を行っていました。
明昭義塾という名称でしたが、この塾が東進衛星予備校のネットワークに加入していたのです。
岸陽一郎氏本人も杉田校に通い受験勉強をしており、その際に体験した映像授業の内容に感銘を受け、「これなら合格できる」と確信したようです。
実際、志望校となる慶應義塾大学総合政策学部に合格しています。
しかし、ここで岸陽一郎氏は1つの疑問を持ちます。
それが「自分でカリキュラムを組める生徒の数」です。
映像授業はどれもわかりやすい内容ですが、自分にとって最善のカリキュラムを組めなければわかりにくい部分も多く、効率的な学習が進められません。
もし、「一人ひとりの生徒に合ったカリキュラムを予備校スタッフが提案できれば、生徒数がアップするだけではなく合格率もアップするのでは?」と考えた岸陽一郎氏は、大学と両立しながら予備校の立ち上げを決断したのです。
自信を得た出来事
大学に進学した岸陽一郎氏は、忙しい毎日を送っていました。
朝起きてからはビラ配りに勤しみ、その後大学へと出向いて講義を受けます。
午後からは杉田校で塾の仕事を手伝い、22時すぎに帰宅してからは大学の課題やレポート作成を行う生活です。
当時、東進衛星予備校ネットワークには300~400ほどの教室がありました。
合格実績ごとに順位がつけられるのですが、岸陽一郎氏が仕事を手伝っていた杉田校が見事1位を獲得したのです。
杉田校には大学生のメンバーしかおらず、周囲も驚きを隠せなかったと言います。
こうした出来事がきっかけで、塾の運営に大きな自信がついた岸陽一郎氏は、予備校に関する事業計画を練り、父親に「予備校を自分にまかせてほしい」と告げたのです。
父親もこれまでの成果を評価し、承諾してくれたため岸陽一郎氏は本格的に会社の運営に乗り出しました。
これが株式会社キャリアプランの始まりです。
岸陽一郎氏が経営で掲げていること
岸陽一郎氏は「社員第一主義」を実現することを理念として掲げています。
塾や予備校となれば「生徒第一」と掲げる企業も多いですが、生徒に接するスタッフが幸せを感じていなければ生徒を大切にできないと岸陽一郎氏は考えているのです。
そのため、スタッフに幸せになってもらうためにも公私ともに充実した生活ができるよう働く環境を整えています。
例えば、キャリアプランの年間休日は120日です。
業界では珍しく土日休みを取り入れ、いずれかに出勤した場合は代休の取得が可能とのこと。
その他にも、GW休暇や夏季休暇、冬季休暇、リフレッシュ休暇などがあり、リフレッシュ休暇は入社してから1年経つと6日付与される仕組みです。
多くのスタッフがリフレッシュ休暇を取得しており、その取得率はなんと96.8%。
出産・育児休業制度もあり、復帰率は100%です。
このことから、出産後も子育てをしながら働き続けられる環境であることがわかります。
また、社員旅行やバーベキューといった社外イベントも活発に実施し、スタッフ同士が交流できる機会を設けています。
もちろん強要はせずに自由参加です。
こうした働きやすい環境を提供することで、スタッフが幸福になれれば自ずと生徒への接し方が変わってくると岸陽一郎氏は考えています。
岸陽一郎氏について
最後に、岸陽一郎氏についてご紹介していきましょう。
出身や年齢といった詳細なプロフィールはネット上にないため確認できません。
しかし、前述したように最終学歴は慶應義塾大学総合政策学部です。
在学中から塾の運営に関わり、経営力を伸ばしていったのです。
そんな岸陽一郎氏が組織作りの魅力や難しさを痛感したのは小学生の時でした。
社会の授業で地域の郵便局を見学し、その仕組みに感銘を受けた岸陽一郎氏は自分の学校に郵便局を作りたいと考えて教師に相談します。
教師は希望を快く聞き入れてくれ、小学校内に郵便局を開設することができました。
ポストに投函されたハガキは、自ら郵便局員となった岸陽一郎氏によって配達されます。
そんな郵便局をちゃんと機能させるためにも様々な提案をした結果、局長を任されることになりました。
しかし、進んで郵便局員を引き受けてくれる生徒と不満を口にする生徒との間で対立することもあったようです。
加えて悪口が書かれたハガキが投函された際には教師も問題視し、配達する前に中身を確認することが決定した際には「プライバシーの侵害」と反対する声も多かったと言います。
こうした校内郵便局の一連の動きを振り返ると「社会の縮図だった」と岸陽一郎氏はインタビューで語っています。
しかし、組織作りの魅力や難しさなどを痛感したお陰で、現在の予備校運営にも影響を与えているのではないでしょうか。
まとめ
今回は、予備校の運営を行うキャリアプランの代表・岸陽一郎氏について解説してきました。
学生時代に映像授業の魅力を身をもって体験し、ビジネス展開を考えた岸陽一郎氏は大学生活を送りながら予備校の運営に携わっていきます。
大学卒業後は本格的に経営をスタートさせ、今では多くの合格実績を持つ予備校へと成長しました。
社員第一主義を掲げることで自然と生徒にも良い影響を与える結果となり、今後も実績を伸ばしていくことが予想できます。
大学受験に向けての勉強を検討している方は、ぜひ東進衛星予備校MSGnetworkの活用を検討してみてください。
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