コロナ禍中にヒットしたドラマ!
コロナ禍中には、これまでに放送されたドラマが再放送され、注目を集めました。再放送されたドラマはいくつもありますが、特にヒットしたドラマを3つピックアップしてご紹介しましょう。再放送ではありますが、今見ても楽しめるものばかりとなっています。
話題になっていたけどまだ見たことがなかった人、もう1度見てみたいと思っている人もいるのではないでしょうか?では、それぞれのドラマのあらすじや見どころなどについて見ていきましょう。
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『逃げるは恥だが役に立つ』
『逃げるは恥だが役に立つ』は、海野なつみさんが書いたマンガが原作のドラマです。第39回講談社漫画賞 少女部門を受賞したことで、注目を集めたマンガとなっています。2016年にはドラマ化され、「逃げ恥」という略称で多くの人の心を掴みました。
まずは、そんな『逃げるは恥だが役に立つ』のあらすじや見どころ、名言を見ていきましょう。
あらすじ
派遣切りにあい、再就職が難しい状態が続いていた主人公・みくりは、心配する父親からとある仕事を頼まれます。その仕事は、父親の会社の部下である津崎さんのハウスキーパーです。ハウスキーパーとして働いている中で、津崎さんから思いがけない提案をされます。
津崎さんとは良好な関係を築くことができていたのですが、みくりの実家の都合により、ハウスキーパーを辞めなければいけなくなったタイミングで提案され、みくりはとても驚きます。その提案と言うのは、現状を維持するために契約結婚をするというものだったのです。
見どころ
『逃げるは恥だが役に立つ』の見どころは、何よりも契約結婚の行方はどうなるのかということです。本当の婚姻関係になるのか、それとも全く違う形の夫婦になるのか、多くの人が気になるはずです。また、みくりの自己実現についても気になる人が多いでしょう。
就職がうまくいかなかったことがきっかけでスタートした契約結婚の中で、自分と向き合う姿は必見です。
名言
誰かに、選んでほしい。
「ここにいていいんだ」って、認めてほしい。
それは贅沢なんだろうか。
みんな誰かに必要とされたくて、
でも上手くいかなくて、
いろんな気持ちをちょっとずつ諦めて、
泣きたい気持ちを笑い飛ばして、
そうやって、生きているのかもしれない。
『逃げるは恥だが役に立つ』で登場人物が発する言葉はどれも考えつくされています。その中の1つが上記のセリフです。誰かに認められたいという思いは誰もが感じたことのある感情です。
ドラマの内容と相まって、このセリフに込められた意味を強く感じられる事でしょう。
『東京ラブストーリー』
『東京ラブストーリー』は、柴門ふみさんが書いたマンガが原作のドラマです。『週刊ビッグコミックスピリッツ』創刊35周年記念の一環として読み切りで掲載されたのがきっかけとなり、『女性セブン』では全7回の連載漫画として掲載されました。
そして、その後は小学館からコミックが刊行されています。続いては、『東京ラブストーリー』のあらすじや見どころ、名言を見ていきましょう。
あらすじ
広告代理店に勤めている長尾完治は、愛媛支部から東京本社の営業部へ配置転換され、東京へとやってきました。部長・和賀から赤名リカを紹介され、仕事の面倒を見ることになります。そんな中、東京にいる同級生・三上健一から飲みに誘われ、飲みの席には想いを寄せていた関口さとみも来ることになったのです。
久しぶりの再会を懐かしみながら飲んでいると、リカから忘れ物の財布を届けるという連絡が来ます。リカが店に来ると、三上が一緒に飲まないかと誘い、交流がスタートしました。そして、完治とリカの関係はその夜を機に、仕事仲間からそれ以上の関係へと変化していくのです。
見どころ
『東京ラブストーリー』は恋愛ドラマなので、どのような恋愛が繰り広げられるのか気になる人も多いでしょう。確かにそれも見どころの1つですが、完治と三上の男の友情も見応えがあります。
撮影の空き時間を使って話をしたり、共通の知り合いもいたりしたということで、役作りがしやすかったそうです。そのため、完治と三上が幼馴染であることに違和感なく演じることができたため、男同士の友情をしっかりと視聴者に伝えることができたのではないでしょうか?
名言
一緒に暮らしていてもなくなる愛もあれば、死を以てしても、別つことのできない愛もある。一番重要なのは、お互いの心がぴったりくっついて、絶対に離れないこと。でないと、愛が溢れていっちゃうから。
私は一滴も溢さない。
カンチって、白いごはんみたいだよね。
白いごはんって、それだけでもご馳走なのに、どんなおかずにも合って、どんなおかずの邪魔もしなくて、毎日食べても飽きないでしょ?暫く食べないと恋しくて仕方なくなるし、どう足掻いたって嫌いになれない。
『東京ラブストーリー』にはこんなセリフがあります。リカのキャラとぴったり合ったセリフで、一貫性があるなと感じた人も多いのではないでしょうか?
『下町ロケット』
『下町ロケット』は、池井戸潤さんが書いた小説が原作のドラマです。『下町ロケット ゴースト』、『下町ロケット ヤタガラス』は、佃製作所の戦いを描いた名作として知られています。
最後に、『下町ロケット』のあらすじや見どころ、名言を見ていきましょう。
あらすじ
倒産の危機や様々な困難を乗り越えた大田区にある町工場・佃製作所が舞台となっています。佃製作所のシンボルとなったロケットエンジン用バルブシステムを納入している帝国重工が悪化し、主要取引先からは非常な通告を渡されてしまうのです。
絶体絶命のピンチを乗り越えるためにとった行動はいったいどのようなものだったのでしょうか?大変な状況の中で、佃製作所の経理部長である殿村の父親が倒れ、畑仕事を手伝うことになります。
そこで、とあることに気づき、新しい夢が生まれたのです。それが佃製作所の再出発のきっかけになるのでしょうか?
見どころ
『下町ロケット』の見どころは、佃製作所とライバル会社の特許権を巡る攻防戦や働く葛藤を抱いているシーンでしょう。大企業から理不尽な扱いを受ける様子はとてもリアルで、特許権を巡る攻防戦はとても見応えがあります。
さらに『下町ロケット』では、傲慢な大企業が登場し、そこで働く人の葛藤も描かれています。もちろん佃製作所で働く人も何らかの葛藤を抱えていて、まじめに働く人の葛藤に触れることができるという点も、見どころの1つです。
名言
難しいからこそ、やる価値があるんだ。
どんな難問にも、必ず答えはある。
挑戦すれば、必ずその答えを見つけ出せる。
私は、そう信じているんです。
金のことしか考えられなくなったら、そこに技術の進歩はありません。
『下町ロケット』には、このようなセリフがあります。
私たちは何か成功させたいと思った時に、どうすれば良いのか考え、挑戦します。挑戦してもなかなか答えを見つけ出せないこともあるものです。そんな中でも諦めなければいずれ実ることをこのドラマで伝えたいのではないかと感じられます。
また、お金が手に入ることばかり考えていると成長は難しいことも伝えてくれる内容となっています。技術を進歩させるためには、お金が手に入らないような部分にも力を注ぐ必要があるのです。
コロナ禍中には、様々なドラマが再放送されました。今回紹介したドラマも、再放送されたか、特別総集編が放送されたものです。どのドラマも見どころがあり、心に刺さるような名言がたくさん出てきます。
まだ、これらのドラマを見たことがなかったり、流し見しかしていなかったりした人は、これを機に1話から見てみるのはいかがですか?
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