須田将啓|バイマで有名なエニグモ代表から仕事の価値観を探る

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みなさん、こんにちは。
今回は、ショッピングコミュニティサービスである「バイマ」の運営でも有名な株式会社エニグモの代表・須田将啓氏についてご紹介していきます。

皆さんはバイマを利用したことがあるでしょうか?
バイマでは世界で販売されているような貴重なブランド品も各地にいるバイヤーが確保し、販売してもらうなど、様々なショッピングサービスを提供しています。
そんなバイマを立ち上げ人である須田将啓氏はどういった人物で、仕事に対しどのような価値観を持っているのでしょうか?

今回はそんな須田将啓氏の人物像や価値観について調べていきます。
須田将啓氏の人物像、起業家が仕事をする上で大切にすべき価値観について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

バイマとは?

まず、バイマがどんなサービスかよく分からない方のために、バイマや運営している株式会社エニグモの紹介をします。バイマとは、日本では入手できない海外のファッションアイテムも、世界中のパーソナルショッパーが出品することで購入できるという海外ファッション通販サイトです。
現地で買い付けし発送してもらえるので、日本円で、しかも現地の値段で購入することができます。

そんなバイマを運営しているのが、株式会社エニグモです。
エニグモは東京都港区赤坂に本社を置き、2018年7月末時点で86名の従業員を持つ会社です。
事業内容はインターネットビジネスの企画や開発、運営を手掛け、バイマ以外にもファッションメディアサイトの運営も手掛けています。
2004年に設立され、2005年にはバイマのサービスを開始。現在、バイマの会員数は500万人を突破しています。

須田将啓の半生

株式会社エニグモの代表である須田将啓氏はどのような半生を送ってきたのでしょうか?
1974
年茨城県出身の須田将啓氏は、県立水戸第一高校を卒業後、名門・慶應義塾大学理工学部へ入学しました。
慶應義塾大学の理工学部へ入学できるほど成績も優秀で、東大進学率が非常に高い私立桐蔭学園の理数科にも高校時代に合格していました。

しかし、親が地元にいた方が安心だということで地元にある水戸第一高校への進学を進めたのです。
須田将啓氏自身はせっかく合格したので桐蔭学園に進学しようと考えていましたが、親がその代わり毎月のお小遣いを大きく値上げすることを約束。結局お小遣いに吊られ、水戸第一高校に進学したと言っています。
しかし、彼はそれを全く不利益だったと感じず、むしろ水戸第一高校へ進学して良かったと思っているそうです。
校則や服装も自由だったため存分に自由を謳歌して過ごしていました。
ただ、そんな時思いもよらないことが起きてしまったのです。
当時学校で仲間と飲酒していたところ、警備員に発見されてしまいました。
この時警備員はその学校の生徒とは分からず不法侵入者や泥棒だと思い、警察に連絡して須田氏も連行されてしまったそうです。
結局無期停学処分となり反省文を何枚も書いたと言います。
停学自体は10日で済んだそうですが、中には退学をさせた方が良いのではないかという教師もいたようで、かなり危なかったそうです。

そんなやんちゃの彼は高校時代にボクシング部と相撲部を掛け持ちしていました。
なぜ2つの部活を掛け持ちしていたのか。それは人があまりやっていなかったからのようです。
練習や稽古もあまりしませんでしたが、大会に出場して勝ち進んだようです。
こういった部分は「人があまりやらないことをやる」という精神が元になっていると考えられます。
確かに、相撲とボクシングを両立させようという人はそうそういないでしょう。

慶應義塾大学に進学してからは大きな企画サークルの代表を務め、コンピュータ・サイエンスに興味を持ったことから、慶應でも入ることが困難とされている「所 真理雄」氏の研究室に所属していました。
所氏は、ソニーコンピュータサイエンス研究所の設立者であり、日本でインターネットの父として知られている村井純氏と同じ研究室に所属していた人です。
そんな所氏を師事し、研究所でもアルバイトをしながら研究を続け、博報堂への入社を果たします。

博報堂ではマーケティングプランナーの仕事をしていました。
大学時代はコンピュータやインターネットに関する研究を行っていましたが、仕事をしてからはマーケティングへ興味を抱き、博報堂時代に活躍されていました。もちろん、今のエニグマもコンピュータとマーケティングの2つがあったからこそ、設立できたと考えられます。

半生から探る仕事の価値観

須田将啓氏の半生から、彼の仕事の価値観を探ってみましょう。
須田将啓氏は高校時代から既に、現在の仕事につながる性格を形成されていました。
それは、やんちゃで好奇心旺盛である点です。

やんちゃな部分は、先述した通りです。ただ、須田将啓氏はやんちゃであっても絶対に他人には迷惑をかけない範囲で自由に行動するという線引きを行っていました。
もちろん、校内飲酒による停学処分もありましたが、他の行動に関しては他人への迷惑は絶対かけないようにするというポリシーがあったと言います。
彼は高校の入り口にかかっている橋を仲間と一緒にピンクで塗ってしまうこともありました。
これは、毎日通っている入り口であるのに暗い雰囲気の橋が見えることで他の生徒達からもあまり評判が良くなかったためです。
現在の環境で満足せずに行動する精神は、仕事に対しても活きているような印象を受けます。
また、ボクシング部と相撲部掛け持ちしていましたが、どちらも部活に入るまでは経験がなかったそうです。
それなのに自分がこれまで体験したことがないことにも果敢にチャレンジする精神が、好奇心旺盛と言えるのではないでしょうか。

起業する際に必要なのは、やはりポジティブな思考や何にでもチャレンジできる精神です。
やんちゃであり、好奇心旺盛だった須田将啓氏は、起業する際に必要なものを高校時代で既に持っていたことが分かります。
バイマも、実は薄利多売のビジネスであり最初は会社としての経営にもかなり苦労したようですが、新しい仕組みがどんどん受け入れられ、現在は会員数500万人以上を突破しております。
エニグマの社訓にも「やんちゃであれ!」という言葉が使われています。
何事にも前向きに、チャレンジしていける心こそが須田将啓氏の仕事に対する価値観だと言えるでしょう。

まとめ

須田将啓氏の半生から仕事の価値観についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
須田将啓氏は起業を目指している若者に向けて、法律や主義は守りつつ新しいことに立ち向かっていくやんちゃな精神が必要だと述べています。

また、ビジネスで失敗してしまっても慌てず動じない度胸も大事な要素だと伝えていました。
起業するということは決して簡単なことではありません。
経営がうまく行かなければ会社の代表として責任を取ることにもなります。
もし従業員がいれば、給料を支払う責任もついてきます。

しかし、だからといって消極的なビジネスばかりでは大きく成長させることは難しいのです。
責任を持ちつつ法律や主義の範囲内で自由に、やんちゃな心を持って取り組むということが大事だと言えるでしょう。

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