久田康弘社長はどんな人?性格や人物像を知ろう!
本日は、リキッドの久田康弘社長を調べてみたいと思います。
指紋認証や顔認証ではなく、生体認証に目をつけて開発に邁進しています。今後伸びてくる分野での活躍が期待できる人物であり、マーケットが注目している彼の考え方やバックボーンを見ていきましょう。
生い立ちや得意分野
久田康弘氏は2013年12月に創業された株式会社Liquidの代表取締役を務める人物です。
株式会社Liquidはお店やホテル、オフィス、イベント事業に向けて指紋などを使った生体認証や決済を行う製品やサービスを提供しています。
2008年に大和証券SMBC株式会社に入社し、流通市場の流れや企業調査、コンサルティングなどの知識を身に付け、さらに経営やシステム提案に関しても進んで入りこんでいたようです。
起業しようと2011年12月に退社し、アプリ開発と売買を繰り返して地道に軍資金を集め、株式会社Liquidの設立に至りました。
指紋認証や顔認証は普及しつつありますが、久田康弘氏は生体認証にいち早く注目し、個人情報の流出を抑えつつ低コストで認証や決済ができるシステム・端末の開発に力を入れています。
金融工学オタク?
久田康弘氏は投資会社で経営の基礎を学びますが、金融工学オタクだったと自称しています。
一方、生体認証では画像分析が使われますが、久田康弘氏がその技術に明るかった理由は、金融工学も画像分析も数値分析であったからのようです。
少し違いはありますが分析には違いないので、画像分析に対する技術の飲み込みも早かったのでしょう。
また、生体認証に目を付けた理由は儲からないので逆にチャンスだと思ったようです。
日本のソフトウェアベンダーはソフトウェアとハードウェアをセットに売るのが一般的なので、指紋認証を売ってしまうと新しいソフトウェアを開発し、さらに新しいハードウェアとセットで売らなければならず、なかなか儲からないとされています。
一方、海外は導入にコストをほとんどかけず、ユーザーが使い続けることで利益が上がるモデルを採用しているので、そこにチャンスがあると思い生体認証でビジネスを始めたそうです。
指紋認証の用途は増えているので、様々なニーズに対応できるように開発すると考えており、さらに海外進出に対しても強い意欲を持っています。
代表を務める株式会社Liquidの評判は?
彼が代表を務める株式会社Liquidの評判はどうなっているのか、働き方や経営体制などを中心にいくつか口コミ評判をご紹介しましょう。
2015年は10名だったメンバーも2016年には30名に拡大。誰もが知る著名企業からの提携・出資を受け、社会的インパクトの大きなサービスを生み出している。提携先と子会社が組んで、ジョイントベンチャーを立ち上げるケースもあり、まさに同社には“世の中を変えるサービスの創出”に没頭できる環境が整っている。
株式会社Liquidは久田康弘氏のコネクションを活かし、最初はベンチャーや大学の研究室の仲間を集め4人で設立しました。
そこからコツコツキャリアを積んでいき、現在の従業員は30名にも増えています。
一般的に人材を確保する方法は求人サイトへの登録ですが、株式会社Liquidはコネクションを活かして人材を集めている傾向があります。
インタビューに答えている社員の多くは現在の上司に誘われた、業務委託を通じて入社などをしているようです。
強力なコネクションを活かした採用であるため、優秀な人材が揃っているのでしょう。
また、久田康弘氏の考え方や株式会社Liquidの社風の良さなど入社する上で魅力的な条件が揃っていることから、入社を決意する人が多いのだと予想できます。
また、様々な提携先や子会社とタッグを組んでいることから、久田康弘氏の人脈はかなり大きいと考えられ、また提携先や子会社も彼に信用して連携をとっているのだと考えられるでしょう。
風通しが良いというのは、経営・管理者との距離が近いことです。この風通しの良さが、様々なプロジェクトにおけるスピードの速さにも繋がっています。
経営者というと一部の従業員とは距離が遠いイメージがありますが、久田康弘氏は社員と近い距離でいることを心がけているようです。
スピーディーにプロジェクトを進めるためには周りとの連携が重要なので、連携が取りやすいように各社員との交流を大切にしているのでしょう。
参加自由のバーを週1でオフィス内に開いており、交友を深める取り組みを行っています。
また、バーは提案から3日で実現されたようで、社員の意見を尊重する考えを持っており、良いと思ったことは何でも採用しようとする意識を持っていることが伝わってきます。
人物像の考察
久田康弘氏は色々なインタビューに答えており、自分の考え方や生体認証の将来性などを熱く語っています。
彼の発言からどんな考えを持つ人物なのか考察してみました。
売り上げよりも、日常生活で当たり前に見る光景を作り出すことが大切。案件が社会的なインパクトを持っていれば自然と認知度が上がっていく。対外的な戦略を積極的に打つより、着実にプロジェクトを進めたい。
普通は経営者として売上を意識しますが、久田康弘氏は生体認証が日常的に使われる将来のビジョンを目標に事業を展開しているようです。
彼は慶應義塾大学の法学部出身で、1年生の時に国連の研究上でインターンを行い、そこで犯罪の9割が経済犯罪である事実を知ります。
人がお金のために犯罪を侵す理由はお金が物理的に存在するものでありながら、個人と紐付いていないこと、またモノの占有者やデータを入力した人物が権利を持つ本人だと判断してしまうからと学んだそうです。
それなら物理的なお金をなくし、モノやデータの認証を本人しか持たない情報で切り替えることで、経済犯罪が減るのではと久田康弘氏は考えました。
そこで考えられたのは、一人ひとり情報が異なる指紋認証や指紋決済という答えに辿りついたわけです。
彼は儲からない分野だからチャンスと思った以外に、大学時代に思った経済犯罪を減らす目的や、世界経済の発展を実現することを売上以上に最優先にしているのでしょう。
人の体型や動きを読み取って、何年後にどの箇所に故障がでるか。腰や肩が痛くなるかどうかという、未病のためのソリューションなども考えています。人間は体型や動きによって特性が出るので、それを解析する、ということも研究中です。こうしたヘルスケアの領域だけじゃなく、スポーツ、アパレル、自動車の領域でも
久田康弘氏は画像分析の用途は本人認証や決済だけに留まらないと考えています。
高齢化社会や健康意識が高まっていることから、画像分析技術をヘルスケアの分野でも活かそうと研究を続けているようです。
また、今後はそれ以外の分野にも広げたい意欲を見せています。
このことから久田康弘氏は人々や社会に役立つ新たなイノベーションを築いていこうと、前向きに努力を続けていることが伝わります。
久田康弘氏の人物分析まとめ
久田康弘氏の口コミは見つかりませんでしたが、社員のインタビューや取材者の口コミ、本人の発言からどんな人物であるか見えてきました。
画像分析の将来性を信じており、指紋認証や決済を始め、様々な用途に活かそうと努力しています。
また、投資会社で働いた経験を経営に活かし、強力なコネクションにより従業員の数も少しずつ増えており、提携先や子会社との関係性も強めています。
社員とほどよい距離感を保ち、また提携先には大きな企業や金融機関も多いので久田康弘氏は社会的信用がある人物だと見受けられるでしょう。
経営に関しては売上よりもプロジェクトを着実に進めていき、いつか日常生活において当たり前の光景にしていくことを目標に掲げており、利益はその後に付いてくると考えているようです。
目先の利益だけにとらわれないスタイルに好感が持て、それに賛同する従業員も多いのではないでしょうか。
指紋認証や決済をはじめ、生体認証や画像分析の技術は注目が集まっており、株式会社Liquidは海外進出にも前向きなので、久田康弘氏の活躍が期待されます。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。