元ザスパ社長の森統則とは?過去から現職の川田工業まで徹底分析!

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サッカーJリーグで群馬を拠点とする「ザスパクサツ群馬」は、株式会社ザスパによって運営されています。
そんなザスパの元社長であり、現在は川田工業の経営に携わっているのが森統則(もり むねのり)氏です。
森統則氏は経営のプロとしてザスパの新社長に迎えられた実績のある人物です。
そこで今回は、森統則氏の人物像を深堀りしていくと共に、現在経営に携わっている川田工業についてご紹介していきます。
森統則氏の経歴や過去、川田工業ではどのような製品を取り扱っているのかなど、気になる人はぜひ参考にしてみてください。

森統則氏はどんな人物?

まずは簡単に森統則氏についてご紹介していきましょう。
森統則氏は、東京都出身・1969年生まれで早稲田大学を卒業後、三井物産に入社しました。
三井物産を退社後は兵庫のフットボールクラブから家業であった菓子製造販売の経営に携わります。
この時、会社は債務超過で経営の危機に瀕していましたが、森統則氏の経営手腕により黒字転換へ変えることに成功しています。
2018年にはRIZAPグループへと入社し、傘下にあったサポーター製造販売会社の社長として収益が出るまでに再生させました。
こうした経営再生の実績が評価され、2021年2月よりザスパクサツ群馬を運営する株式会社ザスパの社長に迎え入れられ、経営改革を任されたのです。
現在は既に辞任しており、川田工業の代表取締役社長を務めています。

森統則氏をさらに深堀り!知られざる人物像を探ってみた

森統則氏について深堀りして調査していくうちに、様々なことが分かってきました。
ここからは、森統則氏の知られざる人物像についてご紹介します。

サッカー好き

森統則氏は子どもの頃、テレビで放送されていた高校サッカー選手権の映像を見たことがきっかけで、サッカーに夢中で取り組んだと語っています。
その後、早稲田大学に入学してからもサッカー部に入部しました。
早稲田大学のサッカー部といえば創部1924年を誇る歴史深い部です。
そんな早稲田大学サッカー部に入部した森統則氏は、1年生のまとめ役を担っていたそうです。
しかし、いくら1年と言っても全国各地から集まったエリートをまとめ上げるのは非常に大変なことです。
中にはグラウンドの整備を嫌がる同級生もいて、度々衝突していたと語っています。
サッカー自体は好きだったものの、同級生と仲違いをしてまで続けたくないという思いから森統則氏はサッカー部を辞めてしまいました。
サッカー部を辞めると、父から「好きな場所から逃げたらおしまいだ」と怒られてしまいます。
この言葉を受け、森統則氏はもう一度サッカー部へと戻ることに決めました。
サッカー部には総勢70名もの部員が所属しており、A~Fまでチームがありましたが、努力した結果、最終的にA・Bのチームに入ることができたのです。
そこで、好きなことはとことん諦めず、続けることが大切であることを学びました。

菓子メーカーの立役者

森統則氏は以前家業だった菓子の製造・販売を担う会社で経営に携わっていました。
元々債務超過に陥っており、経営危機から脱却するために尽力していきます。
例えば、会社では東京のお土産を販売しているのですが、多くの人に購入してもらうためにキャラクターに関する勉強に取り組みました。
そしてキャラクターの使用許可を取得し、東京土産になるキャラクターのお菓子を製造・販売していったのです。
その結果、東京土産だけでなく2002年に開催された日韓ワールドカップにおいて、キャラクター商品の製造・販売を担うことができました。
キャラクターを活かしたお土産として、国内の10会場と周辺の駅・ホテル・空港などで販売し、成功を収められたのです。
キャラクターを使用するためには許可が必要となりますが、森統則氏はワールドカップが始まる3年前(1999年)から許可取りを行っています。
この準備が実を結び、会社も経営危機から脱却できました。

森統則氏が経営する「川田工業」はどんな会社?

森統則氏は現在、香川県東かがわ市にある川田工業の代表取締役社長を務めています。
ここからは、川田工業がどのような企業なのかご紹介します。

会社概要

川田工業は、1920年6月創業・1953年5月設立の会社です。
本社は香川県東かがわ市にありますが、東京都墨田区に営業所も構えています。
主にゴルフやスポーツ用、ファッション用のグローブを製造・販売する事業を手掛けています。

沿革

川田工業は、1920年に川田太一郎がメリヤス手袋の製造をスタートさせたところから始まります。
その後、ドレス用の皮革手袋やゴルフ用手袋の生産を開始しました。
1978年になるとインドネシアに工場を進出させ、海外での生産を開始させています。
さらに1993年には中国・浙江省で合弁会社を設立し、さらなる海外進出を果たします。
また、1995年にゴルフ用オーダーメイドグローブを生産するためのコンピュータによる自動裁断システム(Just Fit System)を開発し、製造の効率化につなげました。

会社理念とミッション

創業100年以上を誇る川田工業は会社理念とミッションを掲げ、グローブを進化させることで健康かつ笑顔のあふれる生活に寄与することを目標に、事業に取り組んでいます。
会社理念は以下のとおりです。

  1. 創業100年企業の誇りをもって働きましょう。
  2. 創業100年の知見・無形資産を受け継ぎ、その技術を進化させながら、商品開発をしましょう。
  3. ゴルフグローブ業界:企画力NO.1を目指し、技術と知見 を生かし、常に新たな領域にチャレンジしよう。
  4. 人生100年時代、笑顔で健康的な生活をサポートする商品を届けよう。
  5. 『利他』の精神で、常に相手の立場で物事を考えよう。

この会社理念を達成するために掲げたのが、以下の5つのミッションです。

  1. 安心・安全な商品づくりを継続的に行います。
  2. ルールを守り、顧客・パートナー・社員と信頼関係を構築します。
  3. 顧客のご要望を発見・お応えし、笑顔の創造をします。
  4. 目まぐるしく変わる環境の変化に、スピード感持って対応します。
  5. 失敗を恐れず、失敗を肥やしに次のチャレンジをし続けます。

5つのミッションの元、グローブのプロフェッショナルとして製品の製造・販売に尽力しているのです。

こだわり満載!川田工業の製品について

川田工業では職人のこだわりが詰まったグローブ製品を取り扱っています。

オーダーメイドグローブ ジャストフィットシステム

オーダーメイドグローブは、まるで素手と同じような感覚でありながらブレないグリッピングや繊細なアプローチタッチをサポートし、ゴルフのスコアアップにも役立つ製品です。
素材は厳選し、より薄く耐久性にも優れた「フェアトレードシープスキン」を採用しています。
色は全10色のベースカラーから選べる仕様ですが、各部位の色は自由に変更可能です。
また、オリジナル画像プリントで世界に一つだけのゴルフグローブを作ることもできます。
自分用はもちろん、プレゼントやコンペの景品にも最適な製品です。

真打ちグローブ

真打ちグローブは、理想的なリストワークを追求し、従来のゴルフグローブに比べて長い特殊形状のベルトを採用した製品です。
特殊形状のベルトによってスイング・トップで左手首がくの字に折れてしまうことを防ぎ、安定感をキープさせられます。
また、インパクト時にも左手首が曲がらずに済むため、フックやスライスにならない理想のフォームに近づくことも可能です。
カラーはホワイト×グリーンとブラック×ブラックの2種類から選べます。

パイロット用グローブ

パイロットが操縦する際に身に付けるグローブは、ハンドサインを見やすくするだけでなくグリップ性を高めるためにも必要なアイテムです。
川田工業ではパイロット用グローブの販売も行っています。
3種類のタイプを製造しており、いずれもシンプルながら高品質なグローブを作り続けています。

・半指タイプ(人工皮革)
・人工皮革
・天然皮革

人工皮革は雨や汗で濡れてしまっても風合いを落とさず、綺麗な状態を保ちやすい素材です。
一方、天然皮革は使い続けていくうちに風合いも変化していき、経年の魅力を感じられるようになります。
また、高い強度を誇る天然羊革を使用しているため、長く愛用できます。

まとめ

今回は、森統則氏の人物像と川田工業についてご紹介してきました。
森統則氏は早稲田大学出身でいくつもの会社を経営危機から救ってきた実力のある人物です。
昔からサッカーが好きで、2021年にはJリーグチームのザスパクサツ群馬を運営する株式会社ザスパの運営に入り、経営改革に貢献してきました。
現在は香川県に拠点を置く川田工業の代表取締役社長を務め、高品質なグローブの製造・販売を手掛けています。
今後も川田工業だけでなく、様々な会社の経営に貢献していくと考えられます。
森統則氏や川田工業の動向に注目していきましょう。

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