東証プライム市場上場、株式会社アサンテが気になる!

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記事の目的
 この記事ではハウスメンテナンスサービスを展開するアサンテについて、企業の概要や経営理念などを解説しています。施工依頼や就職を検討している人に役立つ内容となっているのでぜひ目を通してみてください。

 

シロアリ防除だけでなく湿気対策や地震対策など、ハウスメンテナンスサービスを幅広く手掛けるアサンテは東証プライム市場上場している企業です。

その信頼と実績から、施工依頼を検討している人もいるでしょう。

しかし、大切な家屋のメンテナンスを任せるならどんな企業なのか詳しく知りたくなるものです。

そこで今回はアサンテについて、企業の概要や経営理念、営業形態の特徴や成長戦略まで徹底解説していきます。

アサンテに施工依頼や就職を検討している人はぜひ目を通してみてください。

 

 

アサンテってどんな企業?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アサンテはシロアリ防除全国シェアNo.1を誇る企業です。

調査からアフターサービスまで自社の社員が行うため、安心と確かな技術が好評ですが、そもそもアサンテとはどんな企業なのでしょうか?

 

アサンテの主な事業内容は?

ハウスメンテナンスサービスを展開するアサンテはシロアリなどの害虫防除や、家屋の基礎補修・補強などを行っています。

他にも家庭用の太陽光発電システムやオール電化、住宅リフォームなども手掛けており、アフターメンテナンスなども含めたトータルなサービスをHA(ハウスアメニティー)事業として提供しています。

 

どんな商品を取り扱っているの?

アサンテと聞くとシロアリなどの害虫防除を行う企業と思いがちですが、実はそれ以外にも広く事業展開をしています。

長年多くの家屋を見てきたアサンテは地震対策や湿気対策、高断熱施工など、経験とノウハウが必要な家屋への施工が得意です。

アサンテ独自開発の耐震補強施工「アサンテ耐震システム」は一般財団法人日本建築防災協会の技術評価を取得するほどの性能を誇り、低コストと高い安全性が評判です。

他にも、水回りやエクステリアのリフォームなども取り扱っており、まさに家屋をトータルにメンテナンスしてくれる企業といえるでしょう。

 

 

株式会社アサンテの経営理念は?

 

 

 

 

 

 

 

ハウスメンテナンスサービスを提供するアサンテですが、どういった経営理念を掲げているのでしょうか?

ここからはアサンテの企業としての姿勢をみていきます。

 

アサンテの経営理念と経営方針

「人と技術を育て、人と家と森を守る」という経営理念を掲げるアサンテは、シロアリ対策や地震対策などにより今ある家屋の長寿命化を推進しています。

これにより長く安心して住める家屋を提供するだけでなく、環境問題などの社会課題の解決に貢献しようというのが大きな狙いです。

しかし、そのためには優秀な人材を確保し、育てていかなくてはなりません。

内部の統制強化とコーポレートガバナンスを充実させることで企業の価値を高め、コンプライアンス優先の経営を行うことで多くのステークホルダーからの信頼を得られるような経営方針を取っています。

宮内征氏の考え

アサンテの代表取締役社長を務める宮内征氏は、

ハウスメンテナンスサービスを展開することは、今後ますます厳しくなるであろう少子高齢化社会、人口の減少、気候変動による家屋への被害に加え、多様化するニーズや社会環境に対応するために求められる社会的使命であると考えているようです。

 

アサンテの売上は伸びている?

アサンテは東京証券取引所市場第一部指定を受けた2014年から順調に売り上げを伸ばしています。

コロナ禍でも…

2020年は消費増税や新型コロナウイルス感染拡大などの影響もありましたが、それでも144億円を超える売上高を実現しました。2022年3月期の売上高は136億円となっています。

新型コロナウイルスの影響により企業活動も制限しなくてはなりませんが、アサンテならではの営業の効率性や認知度の高さを活かし今後も堅調な売上高が期待できます。

 

 

アサンテの営業形態は他社とどう違うの?

 

 

 

 

 

 

 

 

アサンテはシロアリ防除を主とするHA事業と、害獣・害虫を対象としたTS(トータルサニテーション)事業の2つの事業を柱としています。

それぞれの割合や営業形態をみていきましょう。

 

サービス別の売上高はどのくらい?

144億円を超える売上実績を上げた2020年について各サービスの売上額と全体に占める割合は以下の通りです。

2020年の各サービス売上高と全体の割合

【シロアリ防除】59億円(41%)HA事業

【地震対策】46億円(32%)HA事業

【湿気対策】32億円(22%)HA事業

【その他】6億円(5%)HA・TS事業

やはりシロアリの発生予防と駆除を行うシロアリ防除分野が一番大きな割合を占めていました。

続いて家屋の基礎補修や補強を行う地震対策、床下などに換気扇を設置したり調湿材で対策を取ったりする湿気対策とHA事業だけで全体の95%を占めています。

「その他」にはHA事業の耐震工事やリフォーム、太陽光発電システムの施工といった維持対策やエコ対策、TS事業の害虫・害獣防除や衛生対策などが含まれています。

 

アサンテの営業形態は?

アサンテでは戸別訪問から調査、施工、アフターメンテナンスまでのすべての業務を自社の社員が実施しています。

「人と技術を育て、人と家と森を守る」という経営理念のもとに人材の育成に努めています。

研修センターでの充実した社員教育や、モデルハウスを使った実地研修など、あらゆる場面を想定した研修を行うことでクオリティの高い施工の提供を可能にしています。

ダイレクトセリングを主軸とし、徹底したコンプライアンス体制により高い信頼と実績を積み重ねてきました。

アサンテの特徴はその営業方法にもあります。

営業エリアにあるJAと提携することで、アサンテとJAの知名度や信用力を活かして営業活動が行えるのです。

戸別訪問や調査、施工などはアサンテの社員が行いますが、代金の受け取りはJAにて行います。

これにより利用者の安心感はもとより、確実な代金回収が可能になりました。

また、第三者のチェックが入ることでよりコンプライアンスが強化されるというメリットもあります。

 

 

株式会社アサンテの成長戦略は?

 

 

 

 

 

 

 

これまでアサンテの企業概要や売上、営業形態などをみてきましたが、今後についてはどのような展開を進めていくのでしょうか?

最後にアサンテの成長戦略をみてみましょう。

 

既存エリアと新規エリアの展開

営業エリア内のJAと提携を結んでいるアサンテですが、すべてのエリア内で提携が済んでいるわけではありません。

そのため、既存エリア内にもまだまだ開拓の余地はあると判断し、さらなる深耕を進めていくようです。

また、エリア開拓が進んでいないエリアへの進出にも意欲をみせています。

 

M&Aによるサービス分野と事業エリアの拡大

M&Aによってノウハウを共有したり、新たなサービス分野とクロス展開を行ったりということが可能になります。

実際に北海道に拠点を置く建築・リフォーム企業の株式会社ハートフルホームとのM&Aによって事業エリアの拡大に成功していることから、さらなるエリア拡大はそう難しくないといえるでしょう。

成長戦略と今後の課題
アサンテは、サービス分野やエリアの拡大といった課題に向き合うことでハウスメンテナンス業界をリードする企業へ成長することを大きな目標としています。

 

 

まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はハウスメンテナンスサービスを展開するアサンテについて、業務内容や企業理念、営業形態や今後の成長戦略などをご紹介しました。

上場企業でもあるアサンテはコンプライアンス優先の経営を行っており、信頼性の高さが魅力です。

調査から施工、アフターメンテナンスまで一貫して、自社の社員が担当する点からも高い技術力と自信があることがうかがえます。

アサンテの魅力
中長期的な成長戦略を立て、持続的で安定的な成長を目標とするアサンテなら、家屋の施工を任せられるだけでなく、就職先としても有望といえるでしょう。

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